自転車の購入

雑感

「Wi-Fiルーターのキャッシュバックのご用意ができました」
打田のauから電話があった。
「12月1日以降であればいつでもお渡しできます」
「キャッシュバックって現金ですか」
「はい、現金です」
こういう内容だった。

選挙にどうしても必要だったインターネットの環境を実現するためにWi-Fiルーターを購入した。
「いまならキャッシュバックが受けられます」
そう聞かせてもらったのが9月の末だった。

このお金を受け取ったのは昨日だった。

「お父さん、自転車取られた」
駅についた娘から電話があったのが木曜日だった。
手に入った2万円で自転車を買ってあげるか。そういうことを思いついたので、早速、今日はホームセンターに自転車を買いに行った。
ナフコに到着したのは4時頃だっただろうか。自転車コーナーでいろいろ検討しながら見ていると娘が「コメリの自転車も見てみたい」というので、コメリに車を走らせた。
9980円ぐらいの自転車屋24000円台の自転車、29800円の自転車などいろいろあった。女性従業員に「自転車のことで聞かせていただきたい」というと、レジに立っていたその人が、自転車売り場まで来てくれた。
「えっ、この人、自転車のこと分かるのかな」
そういう気持ちになった。
「値段の高いのと安いのとどう違うんですか」
「高いのはパンクしにくいタイヤとか、LEDライトがついているとかの違いです」
「自転車が軽いとか、重いとかないんですか」
「そういうのはないですよ。高いか安いかは、付いている機能の違いです」
半信半疑の気持ちになった。
9980円の自転車は、カゴが小さかった。背中に並んでいる棚には交換用のカゴが売られていた。「このカゴをつけたら大きくなるよね」と娘と話していたので、女性従業員に尋ねてみた。「カゴの付け替えもやってくれるんですか」
「聞いてみますね」
女性従業員が連絡を取ると2人、男性と女性の従業員がやって来た。この2人でペダツを取り付けたり、ボルトを締めたり、カゴを付け替えたり2人で作業をした。テキパキ、テキパキ、見ていて気持ちがいい。カゴを付け替えて、予備用のワイヤー式の鍵を買って占めて13000円程度だった。

「河南県道を帰ったらいいんじゃないか」
娘はぼくの提案を受け入れて、買ったばかりの自転車にまたがった。ぼくも車で河南県道を帰ることにした。
西渋田樋門のとこにさしかかったので、車を止めて樋門のまわりを見て回ることにした。内水が外水よりも高かったという記録がある。樋門は全開だった。紀の川に水が流れ込むような状態があったので樋門は閉めなかったのだが、内水側の工場や民家はものすごく浸水することとなった。
内水側の目視メモリを写真に撮り、外水側の樋門に張り付いている計測目盛りを写真に撮った。
あの小さな西渋田谷川の水が溢れて浸水が起こったというのは、現地に立てばものすごく考えにくい。

内水側に降り、外水側にも降りて写真を撮っていると、堤防の上に娘が立っていた。
「何してるん」
「樋門の写真を撮ってるんや」
娘は堤防を自転車で帰ることになった。

新しい自転車は取られないようにしないとね。


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雑感

Posted by 東芝 弘明