まわりの人の力を引き出すために

雑感

まわりの人の力を引き出す方法というか、どうすれば組織が気持ちよく動いて、みんなの力が引き出せるようになるのかを真剣に考えたいと思いはじめている。
会議が重要なカギを握っているのは間違いない。会議に参加した人が、自分の思いを語り、発言が否定されず、異論があっても話し合いによって認識が深まり、新しい行動に足が踏む出されるようになる。さらに会議だけではなく、行動を通じて、人間的にも成長して、組織が発展していく。こういうような発展の仕方を実現するためには、新しいことに挑戦するよう促す援助が重要になる。
多くの人には、自分にできること、できないことがさまざまな形で存在している。できないことをなじっていてもそんなに変化が起こるものではない。人に働きかけることには、勇気が必要になるが、新しい勇気が出るようになるためには、踏み切りを低くするような援助が重要だと思われる。

どうすれば、新しい活動に足を踏み出せるようになるのか。この点を考え抜くことがものすごく重要だと思われる。未知のもの、新しいものに挑戦する場合、誰でも不安がつきまとう。第一歩を踏み出して失敗したら、さらに不安は増大する。
最初は、一緒に動くことが大事になる。未知の領域へ足を踏み出すときには、一緒に行動するのが一番いい。自分にできないことを人に押しつけるのは、ものすごく無責任だ。何もかも一緒に行動することはできないけれど、同じ立場に立って一緒に考えて、悩んで一緒に前進しようとすることが大切だと思う。

「あの人はもっとできるはずだ」という批判が多い。こういう批判は、ものすごくマイナスのエネルギーを発揮する。何の力にもならない。相手のエネルギーまで奪ってしまいような考え方だ。こういう考え方をしないような発想を身につける必要がある。その人が何にぶつかっているのかをよく理解して、支援するという考え方が大切だと思っている。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明