非常に軽い議会答弁

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役場の人事異動が昨日発表された。課長が何人も入れ替わった。
最近、強く思うことがある。
役場は、最小限の原則として、法律の遵守が大事だろう。しかし、法律を守らないで役場を運営していることがある。問題は、職員管理に特に集中している。
残業は、5%程度しか認めず、基本的にはそれ以上は残業代を払わない。夜仕事に出ても午前中休ませるという方法もほとんどとらない。労働時間管理が非常にあいまい。
残業したら代休を取れということだが、代休を取るのは、職員の自己責任になっている。管理職が労働時間管理を行って、「この日は休め」というような形にはなっていない。労働時間管理を行うのであれば、管理職が時間管理をおこなう必要があるだろう。出先の施設の管理も同じような問題を抱えている。
この問題については、原則がなかなか話が通じない。
かつらぎ流、田舎流なのかも知れないが、このずさんさは目に余る。
もう一つ感じていることがある。
町長の議会答弁が、ときどき簡単に覆されることだ。課長と町長の答弁が食い違う場合、町長の答弁の方が正しいというのが普通だが、かつらぎ町の場合は、課長の答弁の方が正しいということが多い。
議員が一生懸命に論理を組み立て、町長を追い込んで新しい答弁を引き出しても、町長自身がこの答弁を貫かずに態度を変えてしまう。そのときは「申し訳ない」という言葉が出てくる。
町長は、議会で気持ちを語ることもある。この気持ちは、単なる願望のようなもので、町の方針にならないことが多い。
ここまでくると、議会の存在感が無くなってくる。議会答弁が簡単に変更されるということは、議会答弁が非常に軽いということだ。このようなことがまかり通ると議員の果たす役割は霧のように消える。
かつらぎ町における議会答弁は非常に軽い。
もしかしたらぼくたちがメモしている紙よりも軽い。
議会は怒りをもたねばならない。


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Posted by 東芝 弘明