奈良に行って来た

雑感


妻と2人で奈良の法隆寺と春日大社に行ってきた。法隆寺は、お客さんが少なくて落ち着いた雰囲気の中での散策となった。法隆寺は607年頃建立され、一度火災で焼失した後、711年頃までには再建されたとみられている。法隆寺はその後も何度か火災に見舞われているが、すべての建物を焼失はしていない。法隆寺は、日本最古、世界最古の木造建造物とされている。飛鳥時代、推古天皇の摂政となった聖徳太子は推古天皇の甥にあたる。

法隆寺は、広い空間に静かな時間が流れていた。お正月の初詣客は、比較的少なかった。こういう雰囲気の中で初詣を行うのは、なんだか気分が良かった。
歴史のことに詳しくないので、ガイドさんに頼んで話を聞きたいとも思った。天武天皇の時代にかつらぎ町の佐屋寺は、建てられたと言われているので、法隆寺が建立されて、火災で焼失して再建築されている時期に佐屋寺が建てられたのだと思われる。奈良の薬師寺が建立されたのは680年、もしかしたら法隆寺も薬師寺と同じような色だったのかも知れないな、と思ったりした。法隆寺も薬師寺も佐屋寺も、まだ仏教がさまざまな宗派に分かれていなかった時代だ。

午後は、春日大社に移動した。奈良公園の近くには、たくさんの臨時駐車場が設けられており、NHK奈良放送の近くの臨時駐車場に車を止めた。春日大社まで1.9㎞ほどあった。参詣道はものすごい人だった。


神社の境内が狭いので入場制限が行われ、一定の人間が参拝を終えて山を下り始めたら、次の一群を招き入れるという形だったので、随分待たされることとなった。

この神社の朱は、目にも鮮やかな色合いだった。かつらぎ町の丹生都比売神社が昔の朱を再現しようとして骨を折ったのとは、大きく違うものだった。この朱はオレンジがかっているので薬師寺の朱とも随分色が違う。

京奈和ができたので奈良公園までの時間も随分短縮された。帰りに彩の台のユニクロに立ち寄って小一時間時間が経った。それでも自宅には6時半前に到着した。


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雑感

Posted by 東芝 弘明