明日は一般質問

議員の活動

明日が一般質問。一般質問用の資料を提出したあとからもさらに資料を作成した。作成した資料については、自己計算が必要だった。国民健康保険税については、全国の自治体の国保料(税)の計算が、できるようになっている。このシステムを組んでくれた方に感謝したい。協会けんぽについても保険料がいくらなのか分かるようになっている。

インターネット時代になって資料の入手が簡単になった。資料の読み手である自分が、どれだけの知識と活用力があるかによって、資料の意味が変わってくる。かつらぎ町は、一般質問用に議員の方から資料の提供ができるようになった。この方法を活用して一般質問をしていると、資料から何を読み取って質問を組み立てるのかが重要になってきた。
資料をただ単に集め、資料ごとに番号を振って質問を組み立てるだけではなくて、手に入れた資料をどう分析して、質問にどう生かすのか。ここに重要なポイントがある。

大学生がインターネット上の論文をコピペして、レポートを作成することが批判される。こういうレポートの多くは、自分の独自な視点のない、ちぐはぐなものが多いのだろう。問題は有機的に結合しており、現象の中に存在している本質にかかわる論理を自分のものにしていないと、借り物の論理によるつぎはぎが発生する。
インターネットに溢れている情報の中には、極めて重要で貴重なものもある。それを生かせるかどうかは、活用する人間の問題意識や認識に左右される。引用が悪いのではない。事実をふまえた上で説得力のある論理の展開ができていないところに問題がある。

どれだけ具体的に自分のテーマに引き寄せて論理を展開することができるか。一般質問でいえば、かつらぎ町で具体化できるところまでオリジナルな考え方に支えられた具体的質問として提示できるかどうか。質問はここに関わってくる。

こういうふうに、分かったかのように書いていても、実際の質問が上に書いたようないいものになっているかどうか。それは自分で評価するものではない。聞いている人が、なるほどと思えるものとして受けとめてもらえるか。質問の場合は、ここが大切だ。

明日の一般質問は2つ。
1つは、国民健康保険税の中の均等割と平等割の話。それを踏まえて18歳までの子どものいる家庭の均等割軽減を求める。
もう1つは、インフルエンザワクチンの予防接種について、対象の年齢を中学校まで引き上げるとともに、助成の回数を1回から2回に増やすことを求める。
というものだ。資料は作成できたので、これからは、さらに情報を読み込んで質問原稿を書くことになる。


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Posted by 東芝 弘明