無印良品、レギュラーガソリンの話

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セルフでガソリンを入れたが、どうも燃費が悪い感じがする。現在の所、車に表示されているのは、1リットルあたり7.7キロだ。
セルフのガソリンは、無印良品とでもいうようなもので、タンクローリー車が止まっているのを見ても、タンクローリーにメーカー名がない。
農協の給油所も、気がついたら無印良品よろしくメーカー名がないスタンドになっている。
まずはレギュラーガソリンの話。
ネットで検索したかぎり、無印のタンクローリーで運ばれてくるレギュラーガソリンとメーカー名で運ばれてくるレグラーガソリンに違いがある訳ではなさそうだ。同じ精製所でつくられたガソリンに違いはない。精製所に無印良品などというレギュラーガソリンは全く存在しないという。同じ精製所で、各メーカーのタンクローリー車に積み込まれているので、どのメーカーも同じレギュラーガソリンを入れているということらしい。
無印のタンクローリー車とは何だろうか。それは、どうも商社が市場でさばききれないガソリンを安く仕入れたときに無印のタンクローリーとなるようだ。同じ精製所だが、石油のメーカーが手に入れるのか、それとも商社が手に入れるの課の違いによって、無印かどうかの違いが出てくるらしい。
メーカーの相互提携のような状況もあるようだ。同じタンクローリーで違うメーカーのガソリンスタンドにレギュラーガソリンを卸しているという記述がある。
ハイオクガソリンについては、事情が違うらしい。ハイオクは、各メーカーごとに成分の管理がなされており(もちろん、国の基準内の話だが)、積み込み時からメーカーの品質に若干の違いがあるようだ。
今日書いた話は、ネットを検索した結果、得られた情報に基づいている。自分で最後まで確証を得て書いた訳ではない。本当に真実を知りたいのであれば、自分の足で精製所に行き、自分の目でメーカーと無印のタンクローリーが、どのようにしてレギュラーガソリンやハイオクガソリンを積み込んでいるのかを見なければならない。
もう一つ。精製所が勝手に作られているケースがあるかどうかを調べる必要がある。そういう無許可(もしくは無認可)の精製所があれば、品質は保証できなくなってくる。ただし、大規模な場所を必要とする精製所が無許可(無認可)状態でつくれるかどうかは、極めて疑わしい。もしガソリンでこういうことが行われていたら、日本の経済の心臓部を握っているガソリンで無法がまかり通っていることになる。こういう状態が横行しているとすれば、日本の商品管理は、他の分野でも、もっとひどい状態になると推察できる。
不正軽油の場合は事情がかなり違う。こっちは、灯油から簡単にニセ軽油をつくれてしまう。つまり、小さなところで無法(不法)に軽油を精製できる。もちろん品質は悪い。軽油は都道府県税なので、全国的に統一した管理体制にない。もちろん、軽油にも国基準の規制と品質の管理はある。しかし、税金の部分が都道府県税なので、A県で精製しB県で販売するなどの方法で、脱法行為を繰り返すということが、かなり広範に行われている。
ウキペディアを引用しておこう。

不正軽油問題
原則として、軽油引取税は軽油にのみ賦課されるものであり(例外については軽油引取税の項目を参照)、軽油と性状の類似するA重油や灯油に対しては通常賦課されていない[1]。しかも、ディーゼルエンジンの燃料としては必ずしも軽油の性状を満たしている必要はなく、A重油や灯油等でも稼働には問題がないとされる。このため、軽油引取税の古典的な脱税手法として、軽油とA重油・灯油を混和したもの・A重油と灯油を混和したものなどを軽油代替の燃料として用いることがしばしば行われる[1]。このような燃料を混和軽油と言い、A重油・灯油等を単体でディーゼル車に給油する場合等をも含めて不正軽油と呼ぶ。
不正軽油の検出・摘発を容易にするため、A重油や灯油には識別剤としてクマリンが添加されている。クマリンの紫外線に対する蛍光反応によりA重油・灯油の混入を判別するためである[2]。
この検出を避けるために、クマリンを硫酸により分解した上で不正軽油を製造・密売する脱税手法が近年増加している。脱税自体が違法行為であるが、このクマリン分解時に排出される硫酸ピッチと呼ばれる廃棄物が未処理のまま密造現場付近に不法放棄されることも社会問題化している。硫酸ピッチはクマリンと反応しきれなかった硫酸を含有するため強酸性であり、また石油由来の有害成分を含む[2]。
このことから、2004年税制改正で不正軽油に対する脱税取締体制の強化が図られる一方、廃棄物処理法の改正等により硫酸ピッチの廃棄に関する規制・罰則も強化された[3]。
また、硫酸ピッチの問題以外にも、不正軽油を用いた場合にディーゼルエンジン内部で不完全燃焼が発生しやすくなり、排気ガスの環境負荷が大きくなること、ディーゼルエンジンの損傷を招くことも指摘される。

ぼくが関わった過去の事例の中には、不正軽油を手に入れていたことが疑われる事件もあった。違法行為を働いているのを調べるのは、消防暑になる。しかし、摘発したケースはほとんどない。改善のための書類を発行し行政指導を行っているだけだ。一部事務組合である消防暑は、不正軽油を見つけたらどんどん告発して、警察を動かさないと現場における不正軽油使用はなくならない。
最初に書いた燃費の話は、以上の関係からするとよく分からないということになる。
燃費についての計測機能が車に備わっているので、ものはためし、無印でないメーカーのスタンドでも、ガソリンを入れてみることにしよう。何でも具体的に確認をする。そうすれば事態が見えてくる。


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Posted by 東芝 弘明