資本主義の解剖としての経済学

雑感

資本主義の根本的な解明について、学び直そうと思い松石勝彦さんの『新版 現代経済学入門』という本を読み始めた。この本は、それ以前に出版されていた本の改訂版にあたる。はしがきに「現代資本主義の新しい展開と私の研究の進展とがあり、今回全面的に書きかえ、まったくの新版とした」と書かれている。以前の本は読んでいた。その本は、おそらく自宅の倉庫の中にある。以前の内容に近いのは、『現代資本主義と「資本論」』の松石さんが書いている部分だろう。これも合わせて読みたい。資本論の枠組みで、データは現代日本のものを活用した本には、独自の魅力があった。この本をベースにして、経済学の基礎を把握し直して、語れるようになりたい。さらにこの本を読んだ上で、『資本論全3部を読む』に移りたい。

松石さんは、商品の物神的性格について書いた後、効用価値説と労働価値説、限界効用価値説と労働価値説という節を立て、労働価値説の正しさを多面的に明らかにしている。

ただし、この本を読むうちに参議院議員選挙がある。日本の命運のかかった選挙になる。この選挙に全力を尽くしたい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明