町づくりへの視点

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かつらぎ町の観光客が100万人を超えた。最も多かったのは物産販売の分野だった。
守口市とかつらぎ町は姉妹都市になっているが、この分野の交流は、アンテナショップの開設など、経済的な交流に視点を置いたものになりつつある。
守口市の方々が、年間かなりの人数、かつらぎ町に訪れている。この交流をもっと大規模におこないたいと担当職員は語っている。
人口減の内容を見ると死亡が200人を超え、出生が120人程度、転入と転出でも転出が遙かに上回って、5年間で1200人も人口が減っている。
この3月中に住民基本台帳人口が2万人を切るような勢いだ。
高度経済成長期の自立は、ふるさとを捨てるという意味を内包していた。かつらぎ町から東京に出て、ふるさとを捨て、大企業に入ったり国の官僚になったりするような生き方が、立身出世のイメージだった。
しかし、このような生き方だけが、ほんとうに人間の幸福なのだろうか。
医者、弁護士、税理士、司法書士などになってもふるさとに帰ってきて、かつらぎ町をホームグラウンドにして生きてもいいではないか。そういう風に思っている。
故郷に錦を飾る生き方がもっと意識的に推奨されてもいい。
有名大学に入ってもかつらぎ町に帰ってきて農業を営むということが、もっとあってもいい。
大学で学んだことをふるさとの町づくりに生かそう。こういう生き方を1つの選択肢として提唱したい。
田舎に有終な頭脳を残し、地域再生の展望を一緒に切り開いていく。これからのエリートの1つの生き方としてこの提案をしたいということだ。
田舎に住んで田舎を再生しよう。ここに夢とロマンがある。


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Posted by 東芝 弘明