新人議員研修 2005年2月17日(木)

出来事

9時30分過ぎに役場の都市計画課へ。2月2日に開かれた都市計画審議会の議事録ができたので会議録に署名してほしいという話でした。
かつらぎ町都市計画審議会での計画案決定も公聴会も住民説明会も事前に開かないで事務を進めたけれど、議事録作成はかなり手際よく出来ました。
「さすが」ですよね。
総務課に立ち寄って、以前一般質問した笠田駅前のタクシーが交通の妨げになっている問題で、駐輪場の部分を少し狭めてタクシーが常駐しやすいようにする提案をおこなっていたので、取り組みの経過を聞きました。なんとか、めどが立ちそうです。
この話がすんで事務所に行き、10時から予定していた新人議員研修の講師を務めました。
お昼を挟んで午後4時30分まで。
地方自治体とは何かからはじまって、日本における地方自治体の歴史、戦前と戦後の違いなどを話しました。
日本は、第2次世界大戦にいたる激動の時代に、イタリア、ドイツとの間で3国防共協定を結び、ヨーロッパとアジアに対し大規模な侵略戦争をおこないました。日本は最後まで抵抗した侵略国でした。しかし、8月、大日本帝国はポツダム宣言を受け入れ、無条件降伏しました。日本は連合国の代表となったアメリカの全面占領下におかれました。戦争勢力を除去し、日本を民主的な国に変えるという使命を受けた占領軍は、ポツダム宣言を完全実施する責任を負っていました。
日本国憲法は、この全面占領下で作られたものです。憲法には、当時の世界の最も進んだ認識が反映していました。同時に、日本国憲法は、戦前の大日本帝国憲法を徹底的に否定し、民主的につくりかえるという側面ももっていました。日本国憲法は、日本国内の実際の政治体制を具体的にどうあらためるのかというものとして作成されたということです。この側面は、単にアメリカから押しつけられた憲法だというものではなく、戦前の半封建的な、絶対主義的な日本の社会体制への徹底的批判として生まれたということです。
日本国憲法の意義は、大日本帝国憲法と比較する中でより一層浮き彫りになると思います。今日はこんな話もしました。
終了すると少し疲れました。
昼、帰ったときに金魚の水を入れ替えました。1月20日に入れ替えたので、1カ月弱で交換したことになります。今回はかなり速い?。


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出来事

Posted by 東芝 弘明