九度山の「わかくさ」寮視察 2005年2月18日(金)

かつらぎ町議会

岡本九度山町議の案内で、10時から九度山町の母子寮である「わかくさ」寮を視察しました。「平成16年度社会福祉施設整備事業計画書」がこの「わかくさ」寮の設置者である一部事務組合(橋本市と伊都郡によって設置)から県に提出されています。ここに立て替えの理由が次のように書かれています。

「当施設は、池を埋め立てて建設されたものである為、地盤沈下がひどく床下が空洞となり、亀裂(数十か所)、剥離が多く、雨漏れ、ドアの開閉にも支障をきたしている。一方入所者も年々増加しているが部屋不足の為お断りしている。
 又、居室は団地サイズ(京間)のため、入所者との面談でも全員が、異口同音に『個人風呂の必要性」とともに『居室の手狭さ』も訴えており、現在の住宅事情には不適応である」

この文章を読んだ方は、地盤沈下が立て替えの最も大きな理由だと思われるでしょう。しかし、現地を視察すると、「地盤沈下がひどく床下が空洞となり」というような状況は確認できませんでした。対応していただいた職員も、「部屋が狭い、お風呂がない」のを一番強調していました。
部屋が狭い場合は、かつらぎ町にある雇用促進住宅のように2戸を1戸にするという方法もあります。そうすれば、お風呂も作ることが出来ます。立て替えが必要なのかどうか、もう一度し切り直し、きちんと専門的な調査をした上で判断すべきだと思いました。
午後、この問題で組合議員である町長に対して2点について申し入れをおこないました。1つは、施設の建て替え問題です。もう1つは、管理者である九度山町長の娘を公募なしに採用した問題についてです。
かなり驚くような実態があります。
↓興味のある方はここをクリック
伊都郡町村及び橋本市児童福祉施設事務組合
母子生活支援施設わかくさについての申し入れ
夕方から日曜版を役場に配りに行きました。
夕ご飯を食べて、夜は事務所で開かれた会議に出席しました。


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かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明