新しい議長が誕生した

出来事,かつらぎ町議会

選挙から2年が経ったので、議員間の申し合わせによってすべての議員が役職を辞職して、議長、副議長の選挙とともに各常任委員会と特別委員会の構成替え、及び一部事務組合等の各議会議員の選任が行われた。
議長は雑賀増己氏、副議長は溝北好一氏が選挙で選ばれた。議長選挙には、当選者以外に福井強太氏と宮井健次氏(共産党議員)も所信を表明し、選挙に臨んだが当選できなかった。票数は、雑賀増己氏6票、福井強太氏5票、宮井健次氏3票となった。
副議長選挙には、溝北好一氏と東芝弘明が所信表明を行って選挙となった。票数は溝北好一氏10票、東芝弘明3票、無効(白票)1票となった。

2年前の町議会議員選挙は、選挙運動をしない人が1人選挙に出るという、ほとんど無風に近い選挙になって、新人議員が誰も新しく議員にならないという結果だった。したがって、8年間、同じ顔ぶれの議員による議会構成とならざるを得なくなった。2年後の選挙は、引退する議員も出そうなので、大きく人的な構成が変わる可能性がある。人口減少とともに60歳定年以降も働かなければならないという現実が重なって、町村では、議員のなり手が少ないという現象が生じている。多数激戦など活発な選挙になることは望ましいが、選挙という洗礼を受けるという点では、かなりしんどいのも事実だ。

議会は、今後2年間、議会基本条例の検証を踏まえて、さらに見直しと改善を行うことになる。その中でどう議会を運営するのかが問われている。
ぼくは、今回の構成替えの中で厚生文教常任委員会の委員長と議会だより編集委員会の委員長をさせていただくことになった。2つの委員会の長を持つことになったので、充実した委員会運営になるよう努力したいと思っている。
議会だより編集委員会は、改革の途上にある。現在、委員は、レイアウトの作成と記事の作成、校閲と校正、住民への取材を行っている。この編集方法を引き継ぐかどうか。まずこのことが問われる。引き継ぐことになれば、今度は、議員のあまりにも重い負担を軽減したいと考えている。めざすのは、パソコンを使わない議員も編集委員として役割を発揮できるようにするところにある。議員にしかできない仕事を議員にしてもらって、よりよい紙面を作るということをめざしたいと思っている。
それがどこまで実現できるかは、委員長と委員のコラボレーションに左右される。ぼくは、委員長として提案は行うが、決定は全体の議論に従うことに徹して運営してきた。編集作業の主人公は、編集委員と編集委員と同等の位置づけで編集に参加している議会事務局の職員だ。一致点による編集という原則を徹底的に守り、みんなの力で紙面を作るようにしたい。この方法を貫いて住民に読んでもらえる紙面を作りたいと思っている。

一部事務組合等については、後期高齢者広域連合の議員となった。こちらの方は4年間ほど間を開けてもう一度議員として広域連合議会に参加することとなる。4年間のブランクがあるので再度勉強をし直しつつ努力したいと思っている。


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Posted by 東芝 弘明