役場に行くと…… 2005年5月2日

出来事

午前中、事務所で会議があった。副委員長の前さんは、風邪気味でしんどそうだった。
会議終了後、役場へ集金に行った。今日は3連休の中日で明日からまた3連休だが、結構役場の職員は、年休も取らず勤務していた感じだったので短時間の内にかなり集金ができた。
ズボンのポケットにオプティオS50を入れて役場をまわっていた。カメラの上手な職員の前を通りかかったときに、私は彼に話しかけた。
「IXY DIGITAL600は、パチャッと撮れて感触がいい。このオプティオとは全然違う」
ズボンからカメラを取り出して手渡すと、彼はカタログを取り出し目の前に差し出した。
ペンタックスのカタログである。
「撮ってみて」
彼は3枚スナップショットをおこなった。
しかし、カメラの液晶をみると3枚とも写真が撮れていなかった。
「シャッターが下りていないよ」
「えっ、ほんまかい」
かれはそう言ってもう一度カメラを受け取ってシャッターを点検した。
「うーん、シャッターがなかなかおりやんな。これだったらぐっと力がいるので、どうしても手ぶれが起こりやすいな」
こんどは、3枚ともシャッターを切ることができた。
「ほら、この3枚とも全部手ぶれが起こってるわ」
「IXYは、パチャッと撮れるから、クッキリすっきりした画像になる感じ。やっぱりこのカメラの倍高いだけのことはあるなあ」
「わかった。買おうと思ってたけど、買うのやめた」
彼はキッパリそう言った。
「ピンぼけになるっていう意見がネット上で飛び交っていたけれど、原因はこのシャッターやな」
私は妙に自分で納得してしまった。

集金の後、1枚写真をとった。これがその写真だ。この前の開通式の写真(黄色のアーチ)と並べればより一層よくわかる。
黄色のアーチが4月26日、5月2日の写真が、この衝立だ。黄色の写真が後だったら何の問題もない。開通式をおこなったのに、衝立が置かれているから話がおかしくなってくる。
国道から入ってくる道にも、頑丈なガードレールがバリケードのように真横にデーンと置かれている。話を聞くと、どうも国道の交差点改良が行われていないので、通行を許可できないというのが理由らしい。
町長に話を聞くと「(この閉鎖問題があるので)開通式はあんまり開きたくなかった」といっていた。
開通式の写真は、広報用にたくさん撮られていた。しかし、このように閉鎖されているので、掲載は不可能になったらしい。まだ、国道の取り付け部分の交差点改良の工事は始まっていない。このままでは、開通式はおこなったが、数か月間、閉鎖を解けないという事態になる。
議員を15年間続けているが、開通式をしたのに通行できないというのは、初めての体験となった。
漫画みたいなホントの話だ。


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出来事

Posted by 東芝 弘明