笠田高校と紀北農芸高校を残せ

雑感,議員の活動

議会だより編集特別委員会が開かれた。昨日4人で確認したラフレイアウトに基づいて編集会議を行い、取材の担当も含め役割分担を行った。大原委員が議長になって1人、委員が減員となったので3人一組と2人一組の班に分けて、編集作業の必要な11ページを5人で分担することになった。一人約2ページの担当になった。

議会だよりを編集していて、リードの重要性を改めて感じている。ページ全体がどういう性格のものになるのか、リードがあるのとないのとでは大きく違ってくる。これは、ニュースの作成とビラ作りにも多いに役に立つ。リードを上手につくれるかどうか。そういう点で精進したいと思う。

午後は一般質問の打ち合わせの会議があった。ぼくの質問は2つ。
一つは公民館を天野・志賀・新城に設置すべきだという提案。
もう一つは、笠田高校と紀北農芸高校の存続を求める訴えと提案。

県は29ある高校を20校程度に再編成する計画を策定しようとしている。橋本市と伊都郡で2つある普通科高を1つにするというと、橋本高校と笠田高校のどちらかを廃止するということになる。同様のことは紀の川市でも課題になる。こちらは、粉河高校と貴志川高校のいづれか1つを残すということになる。一つの自治体の中の議論になるところが、伊都・橋本地域とはことなるということだ。エリート校をつくるといううたい文句が書かれているが、一番根底に横たわっているのは、生徒数の減少によって県への交付税が減るので、高校を統廃合して減らしたいというだけのことだ。まちおこしで一生懸命になっている自治体に対し、高校を奪うというのは、寒空の下で冷水をぶっかけるような行為だろう。急いでいるのは県だ。15年間と言えば長いと思うだろうが、8月に答申を出し、12月末に案を作成し、3月末までに計画を作成する。実施は来年度から順次行う流れが示されている。

なんでこんなに早く方向を出したいのだろうか。仁坂さんが知事の時代に方向を打ち出したいということだろうか。とにかく、過疎化と少子化の中で高校の在り方が問われている。ぼくは、人口減少と少子化の中で小規模な高校を作って行き届いた本当の教育を行える条件を作ろうということを呼びかけたいと思っている。この方向こそが人口を増やす可能性を持ったものになる。そう思っている。教育は、100年の計だと思うので、長い目でその在り方を討議することが大事だろう。まちおこしと高校、これ自体は重要で面白いテーマになる。そこに反対運動を加えないと議論できないこと自体がおかしい。


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Posted by 東芝 弘明