産業建設常任委員会 2005年6月13日(月)

かつらぎ町議会

朝9時から産業建設常任委員会があった。道路特定財源の堅持の問題で和歌山県道路協会から要望があり、意見書を提出するかどうか協議した。この協会の会長は貴志川町の中村町長である。
小泉首相は、〈道路特定財源のあり方について、「特定財源をどうするか、税のあり方にも関連する。財務相にはよく検討してもらいたい」と述べ、谷垣財務相に対し、使い道を限定しない一般財源化を含め今後のあり方の検討を指示した。─読売新聞5/25〉
和歌山県の道路協会は、小泉首相が特定財源のあり方について発言するたびに、意見書を上げてほしいという態度を取り、各市町村議会に要望してくる。この単なる要望書に対し、議会はいつも真剣に取り組み、意見書を上げるように動いてきた。
しかし、他の要望に対しては、意見書提出を拒んだり、要望書だからと扱わなかったりする。
道路特定財源は、現在本四架橋の建設による赤字の穴埋めに一定部分を割くようになっている。本四架橋の赤字の穴埋めは、2005年に終わり、2006年にはこの補てん分が丸々ういてくるという。このお金をどのように扱うのかという議論も今回の議論の引き金になっている。
今回も保守・公明党の議員は、「1円も他に使うな」という態度をとって意見書を上げることになった。
かつらぎ町に入ってくる特定財源関係の予算は2億円。事業をおこなうときには、国の一般財源から財源が与えられ、補助事業や起債事業がおこなわれてきた。
道路特定財源のあり方の見直しが必要だという意見を言っても、「1円も他に使うな」という姿勢は崩れなかった。
この議論が終わってから、高田開発の問題について地元に視察に行った。計画の道路にもとづいて現地を歩いて説明を聞いた。
地元からの要望についても示された。
午後、委員会終了後、介護保険の質問準備のためにやすらぎ対策課に行き、その後、社会福祉協議会に行って話を聞かせてもらった。現場に行って話を聞く大切さを実感した。質問のイメージが自分の中で形になりつつある。


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かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明