戦争反対の声を

雑感

朝は会議があり、午後昼食を採った後、日曜版を役場に配達に行った。その後、一般質問の通告用紙を仕上げて議会事務局に持って行った。作成するために考え続け、資料を読んでという作業をしていたが、最終的には3月号の『議会と自治体』の国家財政の分析記事を横断的に活用して、質問項目を作ることができた。

とにかく。

毎日、めまぐるしく色々なことをしているので、集中しないと質問テーマが組み立たなかった。

昨日、ロシアがウクライナに一方的に攻め込んだ。侵略戦争そのものだ。しかも今回のロシアが起こした戦争は、国連憲章にも国際法にも違反したものだ。ロシア、プーチン大統領の政権によるあからさまな侵略戦争。これを止めるのは国際世論とロシア国内の反戦運動だろう。

ロシアの作戦は、ウクライナにある軍事施設に対する集中的な攻撃だった。これは安倍さんが装備したくてたまらない敵基地攻撃能力の行使だろう。日本の新聞はロシアによる侵略戦争を「侵攻」と書く。侵略戦争という言葉は、外国の高官の言葉として「紹介」する。一体、どこに気を遣っているのだろうか。ロシアによる明白な侵略戦争だと書くべきだろう。#いかなる戦争にも反対だが、#ロシアによるウクライナに対する侵略戦争は許せないことも伝えたい。

憲法第9条は、自分の国の国家権力の手を縛るもの。憲法という最高法規は国家権力の手を縛り、法律は憲法の範囲で国民の権利とともに義務を規定し、国民の手を縛る(ただし憲法違反の法律は論外)。
国家による交戦権の否定と戦争放棄。ロシアに憲法9条があれば、プーチン大統領のような戦争を始めることはできなかった。広げるべきなのは憲法9条だろう。
縛り付けられた手をほどきたい日本内の勢力が、戦争反対の声に茶々を入れている。これらの声は、一体どこに向かっているんだろうか。

戦争を起こした側に向けて、言おう。戦争反対の声を上げたロシア国民とともに。
ロシアは直ちに侵略戦争を止めよ。ロシア軍は撤退せよ。戦争反対。

ロシアは、長期にわたって大国主義・覇権主義的な考え方をもってきた国だった。社会主義を目指したソ連は、第一次世界大戦から手を引かせて革命を実現し、平和に対する宣言を行った国だったが、ソ連は、スターリン以後、ロシアの中に流れていた大国主義・覇権主義を露骨に推進し、国内では国民の弾圧を繰り返していた国だった。
外国の主権を平気で踏みにじり、「革命」の無残な輸出を行って破産したソ連。このソ連と徹底的にたたかってきたのが日本共産党だった。日本の国内でソ連型の革命路線を押しつけてきたソ連とたたかい、押しつけを拒否して、徹底的にソ連の歪んだ大国主義・覇権主義を批判してきたのが日本共産党だ。
いかなる国の覇権主義も許さないと書いている日本共産党の綱領。プーチン大統領が、ワルシャワ条約機構時代のエリアを勢力圏だと考えているのであれば、ソ連の歪んだ亡霊が、プーチン大統領を独裁者にしているともいえるのではないだろうか。


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雑感

Posted by 東芝 弘明