九度山の伊丹議員、当選。

雑感

九度山町の伊丹議員の町議選出発式に出て、挨拶をさせていただいた。近所の方も出発式に来てくれて話を聞いてくれた。9年間の努力が実っているなあと思った。たった一人で道を切り開いてきた伊丹議員。九度山町に移住して、空白克服に挑戦し、九度山民報を発行して、議会や行政のことを伝え支持を広げてきた人。誠実さと生真面目さが支持につながっていると思う。

伊丹議員のお母さんが、「俊也のことを悪くいう人はいないんですよ」と嬉しそうに話してくれた。「私は何もできなくて」と言っていた。でも話をしていると、伊丹くんの食事を作って健康を保ってくれているだけでも、大きな力になっているということを感じた。

伊丹議員は、5時までの立候補受付で定数いっぱいだったので無投票当選となった。9年間議員をしてきた伊丹議員は、10年目に突入した。住民と同じ目線に立って、住民の声に耳を傾ける議員として活動されることを期待したい。

ぼくの今回の話では、自然な形で関西弁も少し出た。聞いてくださる人の反応を見ながらボールを投げるということが、少しできた気がした。齋藤孝先生の聴衆を見ながら話をするという教えが、少しできるようになってきた。橋本市の阪本久代さんの事務所びらきや出発式の印象を振り返ると、記憶の中に聴衆の方々の佇まいが記憶に残っている。聞き手のことを見ながら、反応を受け止めながら話をするということが少しできた気がする。

『セミナー講師の教科書』の立石剛さんの本も役に立っている。齋藤孝先生の本も含め、いい本に出会えたことを感謝したい。ぼくの年齢は63歳。人間の脳は、年齢を重ねても衰えないということなので、何歳からでも新しい挑戦ができると思っている。最大の敵は、学ばなくなることだろう。学ぶ姿勢を失うと、自分の中の経験だけで物事を判断するようになる。それは体の中に蓄積されてきた貯金を食い潰しているのに等しい。
学ばなくなった男の中に最後に残るのは、「頑固なクソジジイ」だろう。インプットとアウトプットが大切。いつも新たな情報を得ながら、アウトプットの努力をすることによって、人間は伸びる。竹のように節を刻みながら。
屋内で講演を行う努力をしようと思い立ったのは、今年に入ってから。手元には田中角栄さんの話術を分析した齋藤さんの本もある。新しい問題意識に基づく新しい挑戦。こういうのが面白い。


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雑感

Posted by 東芝 弘明