憲法論議が不自由になっている理由

雑感

「憲法について、国民は自由に議論をすべきなのに、憲法9条を守ってほしいという運動は、国民の自由な討論を妨げるのではないか」
という意見があった。
今の憲法談義は、なぜこういうことになっているのだろうか。
仕掛け人は安倍総理だ。
昨年5月3日、安倍首相は「憲法記念日の3日付読売新聞のインタビューと、同日の改憲派集会へのビデオメッセージを通じ、憲法を改正して2020年の施行を目指すと表明した」(「毎日新聞」2017年5月12日付)。
ここから今日の憲法改正について議論が始まっている。しかもこの時、明らかにしたのは、憲法第9条の1項と2項を残し、自衛隊を第3項に明記するというものだった。

憲法の改正について、反対運動を起こさなければ憲法第9条は守れない。自由な憲法論議を妨げているのは、憲法第9条を守る運動ではなくて、権力をもって憲法を変えようとしている安倍政権にある。
このことをよくふまえて議論をすべきだろう。

そういう中でも、自由な憲法論議が組織されるようにしよう。そうしないと憲法の良さが伝わらない。

雑感

Posted by 東芝 弘明