決算委員会で審議始まる

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今日から決算委員会の審議が始まった。
会議には、当選したばかりの山本町長が出席された。
選挙が終わって2日目で通常業務に復帰しているのには、いささか驚いた。
18年度の一般会計決算は、9000万円、実質単年度収支が黒字となった。この収支が黒字になると貯金ができる会計だということになり、収支は改善する。今年度の会計は、合併関係で特別地方交付税と普通地方交付税に財源の上乗せがあったので、17年度と同じような会計を組んでも黒字になったということだ。
ただし、この黒字は、職員給与のカット7500万円に支えられた黒字だったともいえる。この努力には敬意を払いたい。
18年度は、新生かつらぎ町が、新しい町づくりに取り組んだ初年度だった。しかし、まちづくりの基本的なコンセプトは見えていない。
事業を縮小しても新しいものを同時に生み出していく。縮小=切り捨てではなく事業改善を同時に実現して施策に魅力を加味していく。こういう姿勢が重要になっている。
昨年度と同じように、同じ事業で100万円使うのであれば、そのお金が有効に生きるよう事業を改善しようということだ。経常経費の分野ではこういうことは難しいかも知れない。しかし、さまざまな事業については、同じ予算であっても工夫と改善が求められている。
90億円の会計を組んでいるのだから、このお金が生きるようなまちづくりをしよう。
そのためにも事務事業の見直しと再評価が必要になる。
知恵。工夫。創意。肯定的否定。批判的検討。
「すべてを疑え」
やはりこの精神が重要だろう。


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Posted by 東芝 弘明