今年もあと少し
今年もあと少し。周りの人の話を聞いていると、波瀾の多かった一年だった人が多い。
東日本大震災のことを真剣に考え、考え方に大きな影響があったという人も沢山いた。
今日のニュースの一つは、放射能の暫定基準値の見直しだった。今になって基準値を厳しくしたが、では今までの数値は何だったのか、という疑問がわく。
政治の無責任を感じる。日本の政治は、国民主権を原則にして組み立っているのではなく、次第に国民に指図する方向が強まってる。
条例でも住民の責務という規定が当たり前のようにはいることが多い。国民が国家などの手をしばるために作った憲法なのに、権力の側が国民に物申すことが増えてる。
病気になるとまず心配なのは、医療費だ。役場に寄せられる悩みも、この問題に集中してくる。生活保護の担当者の悩みもここにある。制度設計が悪すぎる。国に対する怒りが大きくなって行く。
国を変えるという話になるとあきらめる人が多いけれど、国に意見をいい、国を動かそうとしている人々も多い。日本共産党は、国を変えるという点で一番頑張っている政党である。実際に国を動かしてきた実績も大きい。
医療費の無料化は、日本共産党の現実的な政策だ。医療費を無料にすることによって、医療に必要な経費を下げることもできると思っている。経済理論が働かないシステムをつくればそれは可能になると思っている。
日本だけの現実を見るのではなく、外国の制度から学べば、新しい展望も見えてくる。