奈良県の天川村へ

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今日は、久方ぶりに休暇をとって、家族3人で奈良県の天川村に行ってきた。
友人のH君の奥さんに、
「何しんに行くんよ」
「目的をはっきりしてよ」
「何しに行くんか、はっきりせんと言えやんやんか」
ポンポンポンと言われつつ、たじろぎながらも、行き方を教えてもらった。
五新線から西吉野村に入り、天川村に向かうルートで行けば、H君が言ったとおり、1時間10分あまりで天川村に行くことができた。
大峰山のふもとの洞川温泉郷(どろがわおんせんきょう)に行くと感じのいい宿場町が綺麗なカーブを描いて奥まで伸びている。
宿場町が並ぶ街道の入り口の近くにある「とり長」という食堂でお昼ご飯を食べ、そのあと歩いて面不動鍾乳洞まで登って行った。上り口には、5人乗りぐらいの300円(子ども200円)のリフトがあった。このリフトに乗って、山の中腹にある面不動鍾乳洞の入り口まで行った。ものすごい急斜面を登るリフトは、なかなかスリルがある。
途中で止まったり、エンジンが停止してバックしたら大変なことになるな、というのが頭をよぎった。

写真は、鍾乳洞の入り口の展望台から大峰山の山と泥川温泉郷の町並みを撮ったものだ。大峰山は、すでに雪化粧をしている。

オレンジ色の屋根とカーブした町並みは、どことなく魔女の宅急便で、キキが住んでいた街を思い出させてくれるものだった。
写真を撮っていると、お孫さんを連れたおばあちゃんが、「写真を撮ってあげますよ。住所を教えてくれたら写真を送りますよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて3人の写真を撮ってもらった。
村の人々は、ホントに気さくな感じがした。
鍾乳洞をあとにして、山を下る途中、山の中を街道に沿う形で歩くコースがあったので、その道を歩いて、車を停めたお寺まで歩くことにした。
3人の中で娘が一番の健脚だった。妻は、はあはあ言いながら、一番遅れて坂道を登ってきた。ぼくも娘について歩く形になった。
3時をまわったので、ごろごろ水を汲んで帰ることにして、水くみの場所まで車を走らせた。水くみの場所は、駐車場の料金込みで300円だった。
「わらび餅が食べたい」
娘のリクエストに応えて、300円のわらび餅を食べ、夫婦2人は、200円のコーヒーを飲んだ。
休憩場所の建物の外には、枕木を床にして敷き詰めたかなり広いデッキがあった。デッキは、下に流れる川にせり出す形で作られていた。このデッキの端に立って下の川を見ると、川の中に白い石がかなり数多く散見された。
もしかしたら石灰石を含んだ石かも知れない。
ここで汲ませてもらえるごろごろ水は、アルカリイオン水のような状態にある。五代松鍾乳洞の中を流れ、石灰質の岩の間からしみ出しているようで、この水の性質について、天川村のホームページには、次のような記載がある。

ちなみに「ごろごろ水」のph値=8.2(アルカリ性)(分析-県工業技術センター)
 酸化還元電位=60mv(強い還元力)(測定器-早川研究所)
電位が高くなるほど酸化した水になります。
たとえば、都市の水道水は500〜800mvといった数値です。

ペットボトルに4本、汲んできたので、これを飲んで寝ることにしよう。


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Posted by 東芝 弘明