風レンズ風車

雑感

6月議会では、かつらぎ町で電気を発電しようと提案した。
全量・固定価格買い取り制度が7月1日から始まる。この制度は、太陽光、地熱、小水力、風力、バイオマスなどの自然由来の電力の総量を固定価格で電力会社が買い取らなければならないという制度だ。地方自治体を含む団体、会社などがこの制度の対象になる。家庭におけるソーラー発電などは、従来の余剰電力の買取となったのでこの制度の対象外だ。既設の設備には適用されない。

小規模な風力発電の場合は、1キロワット57円で買い取ってもらえる。
紹介するレンズ風車は、公園にでも設置できる。低周波公害もバードストライクも起こらない。発電量は風力発電の3倍ある。
背の高さは12m。ウィンドレンズ社は、5キロワット/時の能力をもった「風レンズ風車」という商品をすでに販売している。パンフレットによると年間平均風速6メートルのところに設置すると9139kwhの発電量があるとしている。電気の販売価格は52万円程度になる。実際の発電量は、設置場所の風の状態による。
価格は300万円~400万円ということなので、6年から8年で初期投資の費用が回収でき、その後は利益を生み出すということになる。耐用年数はかなり長い。かつらぎ町が入札によって低価格で導入を実現できれば面白くなってくる。20基設置しても6000万円以内に納まる可能性がある。
自治体が設置すれば、確実なビジネスが実現できるだろう。

景観にも配慮して電気をつくろう。
原発なしにエネルギーは自給できる。

ウィンドレンズ社

 


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雑感

Posted by 東芝 弘明