「緊急事態基本法」の意見書に寄せて

雑感

昨日と今日、デスクワークに没頭している。「緊急事態基本法」のことを調べてみて、笑ってしまった。この法律、2005年5月20日に自民、民主、公明による3党合意に達して民主党による法案の骨子が了承されている。にもかかわらず、今日まで日の目を見ていない。どうして、日の目を見ていないのか、理由がよく分からなかった。
検索していると民主党の政調会長による怒りの記者会見を発見した。2006年5月23日、当時の自民党政府が、この「緊急事態基本法」は必要ないという回答を民主党に寄せたからだ。現行法で対応できるというのが回答の中心的命題だ。
これで、この法案は日の目を見なくなった。
なのに、地方自治体の議会では、「緊急事態基本法」の早期制定の意見書が出されている。滑稽ですよね。自民党自身が否定しているのに、地方議会が真面目な顔で議論しているなんて。
委員会では、意見書案が可決をしているので、出してしまうんだろうか。議員による議員提案という形式なので、本会議に提出しないという方法はまだあると思われる。よく相談すべきだろうなあ。
もちろん、それでも議員提案するのであれば、ぼくは質疑をしなければならない。
大勢で通してしまったら、かなり恥ずかしい事態になると思うのだが。


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雑感

Posted by 東芝 弘明