橋本市での演説会

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午後1時30分から橋本市の東部コミュニティセンターで日本共産党演説会を開催した。
ぼくは、午後2時45分頃から20分程度、質問コーナーをの司会をすることになっていた。
始まる前は少し緊張する。
舞台の袖口で、弁士の山下よしきさん(参議院議員)の演説を聞きながら、阪本市議にマイクの本数とか電源の入れ方とかをチェックした。
今回の弁士は、瀬戸恵子さん(衆議院議員の比例予定候補)と山下よしきさんだった。瀬戸さんは、神戸出身で和歌山大学卒業という経歴をもっている。年はぼくよりも2歳若い。
瀬戸さんの演説は10分程度だったが、さまざまな演説会場で訴えているので、聞いていても安心できた。学生時代から彼女を知っているが、声が以前と比べると太くなっていた。演説でこういう声が出来上がったのかも知れない。
彼女は、学生の頃からイラストが上手で、イラスト集を発売したりしていたが、最近は神戸民報に4コマ漫画を書いているらしい。ホーム頁に掲載されていたので、転載させていただく(著作権違反だろうなあ)。瀬戸さんの宣伝になるのでお許しを(ほんとはこんな言い訳もだめなのだが)。
以前よりもイラストは上手になっている感じがする。自由自在にイラストが描けるというのは、ものすごく大きな武器。ビラをつくる場合、漫画を中心にしてビラをつくれるので、レイアウトを劇的に変化させることができる。できるならば、ぼくもそういうビラをつくってみたい。
ぼくは、質問コーナーに対し、3つの質問を用意していた。もちろん、事前にどのような質問をおこなうのか、2人にはお伝えしていた。ただし、どのような回答なのかは、全くのおまかせだった。
質問に答えていただいていると、会場と弁士との距離が縮まったような感じがした。
最後の質問は、「会場のみなさんに是非訴えたいことがあればお話下さい」というものだった。
おふたりの話は、会場の方々の心を熱くするものだった。ぼくは、立ったまま司会をしていたのだが、目頭が熱くなった。
締めくくりのコメントをする段階になって、言葉に詰まってしまった。
どうも、涙腺が弱すぎる。最近、涙ぐむことがあまりなかったのだが、今日は不覚にも言葉がとぎれてしまった。
「司会者が泣いてどうすんのよ。ぐっとこらえらな」
ホールの前に出ていくとYさんからこう言う言葉が飛び出した。
ぼくは、はずかしくなって、もう一度楽屋に引っ込んで体制を立て直した。
質問コーナーは、しかし、新しい試みとしては成功したようで、会場を後にする方々は、晴れ晴れとした表情をしていた。2人は、会場を後にする人々と力強い握手を交わしていた。
ぼくは、山下さんと瀬戸さんと山下さんの秘書を橋本駅に送っていった。
後部座席でもシートベルトが必要なので、シートベルトをしていただいた。
橋本駅に着き、30分間無料の市営パーキングに車を止めた。
4人は駅前の駐車場に立ち並んだ。
「橋本駅のまわりは塾だらけになりました」
ぼくがそういうと、山下さんが驚きの声を上げた。
「ほんまやな。これは異常やな」
橋本高校に古佐田が丘中学校が併設され、試験制度が導入されたことによって、橋本駅前の雰囲気は一変した。
別れ際、おふたりと握手を交わした。
日曜日の橋本駅前はひっそりしていた。田舎町のひなびた感じがホームに漂い、改札からホームに入る3人をゆるやかに包んでいた。


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Posted by 東芝 弘明