ステレオタイプのものの見方

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ステレオタイプのものの見方に対しては、警戒が必要だと思う。
教師は、サラリーマン化している。
指導力不足の教員が多い。
子どもの学力は低下している。
家庭の教育力は低下している。
学校給食を払わない親が増えている。
など、さまざまな言説がはびこっている。しかし、これらの見方は、本当に丹念な調査がおこなわれた結論なのだろうか。
官から民へ。この流れにも分析と証明が必要だろう。
情報化社会は、情報を氾濫させることによって、国民の世論を一つの方向に流し込めるという点で、過去以上に情報を操作しやすい測工面をもっているということがいえるのではないだろうか。
自民か民主かという2大政党論も情報操作の色彩が濃い。
この話をここまで書いて、クリント・イーストウッドの監督の「父親たちの星条旗」という映画を思い出した。この映画は、アメリカ国内で戦費調達と戦争への支持を勝ち取るために、硫黄島に星条旗を立てるシーンを演出しなおし、この旗を立てた4人を英雄として扱い、戦費調達の寄付を集めたという話だった。
4人は徹底的に合衆国のために利用された。
このようなやり方が、今日では、大規模に、瞬時に、熱病のように宣伝されたれ流される。
どのチャンネルをひねっても同じような映像が同じような角度で、報じられている。
映像というのは、誰かが主観的にカメラをまわし、編集したものだ。そこには編集者の意図が働いている。
しかも、最近の報道によれば、NHKなどには、国会議員が介入しNHKの会長がこの介入を受け入れる姿勢を示している。
憲法擁護の姿勢が変更している偏った考え方なのだそうだ。
テレビの報道をうのみにはしない。自分の目と耳で情報を集め、再確認する。これを自分の哲学にしたい。


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Posted by 東芝 弘明