データ入稿はしんどい

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毎日、早朝配達があるのに深夜までビラを作成していたので、頭の左側、左目の上の部分が痛い。偏頭痛だ。今日はもうビラの作成を続けられない。眠って朝早く起きる方がましだ。
明日中に完成しないとお盆までに印刷が仕上がらない。
Photoshop Elementsしかないので、CMYK変換ができない。
仕方がないのでグラフィックコンバーターでCMYK変換をおこなっているが、Photoshopのpsdファイルが変換されてしまいレイヤー機能が働かず、画像の透明処理ができない。
印刷屋さんにデータ入稿する、今回はカラー版で作成するとなったが、問題は画像処理だった。
透明処理ができないので、カラーの時の部分にカットをおくと背景が四角の白になってしまう。この問題を解決できないので、完璧なデータを作成できないという壁にぶち当たってしまった。
結局、高額なPhotoshopなしには、デジタルデータ入稿はむつかしいということだろう。
Photoshopの購入にはなかなか手が出ない。
しかし、プロと同じ環境でデジタルデータ入稿をするためには、Photoshopが必須だということを痛感させられてしまった。
印刷屋さんでカラー印刷するためには、版をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4版に分解する必要がある。デジタルデータは、自動的に4つの版に分解され、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの版がぬり重ねられて、フルカラー印刷が完成する。
光の3原則でカラー表示をおこなっているRGBは、3色でカラー表示をおこなっているので(ブラックをどのようにして表示しているのか、ぼくは知らない)、RGBのままのデータで入稿するとRGBは4色に分解できない。つまり、カラーに必要な4版が作成できない。画像をRGBのまま入稿すると、「出力できません」という最悪の結果になる。
4色に分版する技術に関わっているのは、Postscriptという技術だと思う(不確かな情報で申し訳ない)。Adobeが開発したこの技術によって、DTPは版を4版に自動分解できるようになった。Postscriptに対応した印刷機は、版を4版に分けたり、工夫すれば2色分版も可能になった。
ワードでデジタル入稿している方々は、印刷屋さんの苦労をあんまり知らないにちがいない。貼り付けられたデータをCMYKデータに変換する作業などは、全部印刷屋さんがおこなっているはずだ。
印刷屋さん任せのビラ作成の方はずいぶん楽だ。
ああPhotoshopよ。君を泣く。君がわが家にやってくることをどれだけ切望したことか。
「おお、Photoshop、どうしてあなたはPhotoshopなの」
見上げると、バルコニーで月の光に照らされて怪しく光るPhotoshopは何も応えず、聞こえてきたのは、闇の中で赤く目の光るコウモリの羽音だけだった。
切なさは、「ロミオとジュリエット」を超えている。


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Posted by 東芝 弘明