キタギツネのうた

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キタギツネを初めて見たのは、「北の国から」だった。
蛍が、大切にしていたキタキツネを、純は石を投げて追い払い、五郎にほほをたたかれるというシーンがあった。
ドラマ、「北の国から」は、父と子の愛情を正面から描き、開拓農民だった北海道の農家の過酷な姿を深く描いた作品だった。
ぼくは、このドラマでキタキツネを見る前、18歳のときにイルカの「キタギツネのうた」を聞いて何だかものすごく好きになった。
とくに「ぼくを好きにならなくてよかったね。だってぼくはこんなに弱虫」
というところが妙に好きだった。
勝ち組、負け組という言葉がなんだか盛んに使われているが、18歳の頃から負け組の方に心が惹かれるという感じがあった。
「強いものだけが生き残れるなんて、信じたくはないけど」
イルカは、そう歌いながら、弱くてもいいんだよといっているような気がしていた。
そして、今もそう思っている。


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Posted by 東芝 弘明