水道水の鉄さびの原因はどこに?

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朝、水道事業所に行った。石綿管の実物と本管の実物、ヒューム管とジョイント部分の調整弁などを見せてもらった。水の濁りを何とか解消できないのかという相談の日程を決めるための訪問だった。
水道管は、長くて4mしかない。これを金属製のジョイントで接続してつなげていく。笠田地域は、水源地の井戸が6か所あり、井戸の水はいったん水道事業所のタンクに入り、それを数機のポンプで汲み上げて大谷まで送り、そこから各家庭に給水されている。
水がどのように走っているのか、なぜ水が濁るのか、閉じられている水道管の中でどうなっているのかは、なかなかわかりにくいという。
水道水の汚れは、水道管の中で発生している鉄さびが原因だ。鉄さびは缶の中で発生するのではなく、金属製の仕切り弁とか調整弁、ジョイントの金具かららしい。こういう部分が、もしセラミックス製のものだったら錆びないだろう。しかし、どれぐらいの値段がするのか、すべての金具を入れ替えるためには、膨大な費用がかかることを考えると現実的ではない。
あんまり汚れるのが頻繁であるなら、家庭に入る水を直前で濾過して綺麗にするという方法をとるしかないかもしれない。
今回の訪問は、物事というのは具体的で、実際の姿まで確認しないと分からないということをあらためて教えてくれた。議員になって19年。まだまだ具体的に知らないことの方が多い。
抽象的な思考と具体的な思考。これが本質に迫っていく認識にとって欠かせない2つの側面。こういうことも感じた。


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Posted by 東芝 弘明