一般質問が終わった

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本日で一般質問が完了した。今回の質問者は6人。いつも8人程度の一般質問者がいるのだが、今回は少し少なかった。
ぼくの質問は、論理的な深さをあまりもっていなかったので、準備にも深さがなかった。仕事の量としては肩が軽かった部類に当たる。
ただし、内容が単純だったので、質問によって事態を変化させるという点では、手応えを感じることのできるものだった。
ごみの問題で2つの提案をおこない、隣保館問題で1つの提案をおこなった。
ごみは、可燃性ごみの収集を変則的なものから曜日固定方式に変更する提案と可燃性の粗大ごみの収集を全町でおこなう提案だった。
隣保館問題は、隣保館運営審議会が廃止を前提として検討を求めていることに対して、存続を求め、2つの意見がどちらも同和問題の解決にある点を指摘して、話し合いのテーブルを設定すべきだという提案をおこなうものだった。
かつらぎ町は今、住民との協働を具体化する流れの中にある。
住民の協働の柱は2つ。1つは地域振興計画に代表されるような地域を活性化していく方向。もう1つがさまざまな固有の課題を住民との協働という精神で事態の打開を図るという方向だ。
隣保館問題での今回の提案は、住民との協働の観点を打ちだしたもの。物事の方向性を決めるときに、最も重要なのは、住民と行政とのコラボレーション、つまり住民自治と団体自治の結合だ。
隣保館問題の解決を住民との協働の観点で進めれば、町づくりの1つの成果になる。
ぼくはそう考えている。
住民との協働を具体化するためには、情報の徹底的な公開と情報の共有が重要になる。
かつらぎ町と住民との関係でいえば、基本的な信頼関係はまだ十分に培われていないことを感じる。
それは、情報が十分に公開されておらず、情報を共有するところに至っていないからだろう。
協働という方向を説明すると、冷ややかな反応の方が多い。
「かつらぎ町が住民と対等平等に事を進めるはずがない」
こういう反発が返ってくることが、何回かあった。
このような状況を克服するためには、住民との協働を具体的に進める中で、信頼を醸成していくことが必要だろう。住民の側の提案によって、行政の意思に変更が加えられ、ことが前に進んでいくという経験の蓄積なしには、信頼関係は強まっていかない。
住民との協働という観点でいえば、こうあるべきではないか。
このような指摘や提案をくり返しおこなう中で、協働の方向を強めていくことが求められている。


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Posted by 東芝 弘明