一般質問の準備完了

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一般質問の原稿が完成した。あとは見直しをかけて仕上げるだけだ。今回の質問の内容は、そんなに奥が深いというものではない。しかし、住民の要求実現という点でいえば、大事な視点が含まれている質問になると思っている。
今回は、質問準備にあたって橋本市のクリーンセンターに足を運んだ。現場に行って具体的にものを考えることはやはり大事だ。質問に発見があれば、取り上げる質問は生き生きとしてくるし、面白くなる。
質問の組み立てと、テーマを調べることとは表裏一体なのだと思う。どのようなプロセスを経てテーマが深まったのかということは、そのまま質問の組み立てに生きてくる。
橋本のクリーンセンターは、雨の中に立っていた。
「この焼却炉は来年撤去されるんですか」
「そうです」
「事務をおこなっているのは4人です」
男の人ばかりの職場だったが、収集業務をおこなう事業所は、収集の新たな改善をめざしていた。
広域のごみ処理施設と市町村の収集体制。これらは有機的に結合している。収集の体制の充実なしには、広域によるごみ処理を発展させることができないという課題も多い。また、逆に広域のごみ処理施設の発展によって、収集の条件が広がり、収集形態を充実させることもできるようになる。
生き物のように連関しあっているところが興味深い。
橋本市とかつらぎ町、九度山町、高野町は、統一した形でごみを投入している。しかし、収集形態を見るとさまざまな違いがある。収集には市町村固有の発展の歴史があり、その歴史の違いが収集体制の違いになっており、統一を図ることが難しくなっている。また、別に無理をして収集形態を統一させる必要性もない。
さまざまな違いがあってこそ、それぞれの収集形態を発展させる可能性も生まれる。
地方自治体は、まさに生き物だから、同じ制度の下でもさまざまな違いをもって発展してきた。むしろ、発展を阻害してきたのは、妙な横並び主義だろう。他の自治体と歩調を合わせて、という考え方だと個性豊かな自治体は誕生しない。住民のニーズに応えて一生懸命施策を発展させようと思えば、その自治体特有の個性的な施策が誕生してくる。
ここに自治体独自の魂がある。ぼくたちの一般質問は、この自治体独自の発展を促進するものだ。
オリジナルな変化はおもしろい。


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Posted by 東芝 弘明