娘と焼きうどん

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夜、おばあちゃんがお通夜、妻が運動会の打ち上げ、ぼくが住民会館の会議ということで、娘ひとりがお留守番という形になってしまった。結局、ぼくが夜の会議に行くことをあきらめて、家に戻ることになった。
7時に自宅に帰ると娘がひとりで宿題をしていた。
「どこかに食べにいこ?」
「いや」
「えーっ食べにいこや」
「お家がいい」
「そうなん」
しかたがないので冷蔵庫を物色する。
「何にもつくるのあらへんで」
「いやや。冷凍ご飯あるやんか」
「そうかい、しゃあないな」
40分経過。
「できたよ」
ぼくがつくったのは焼きうどん。野菜炒めの味付けが濃くなったので、急きょうどんを入れて、味を調えて、最後に卵を入れて炒めたので、何だかぐちゃっとしたものに仕上がったけれど、味は何とかクリアできた。
「いただきます」
娘は、未だにおかずを一つ一つ食べていく「個別食い」
最後に焼きうどんを食べることとなった。
「おいしい?」
「うん、おいしいよ」
この一言で胸をなで下ろす。
久しぶりに料理をしたら味付けの感覚がおかしい。
ま、なんとか食べられるものになったので、合格、合格。
そう言えば、今読んでいる「県庁の星」に高級弁当の話が出ていたっけ。
売れない弁当。高級弁当は、ホームレスさえ見向きせず、というところあたりまで読み進んでいる。この本の弱点は、作者の視点がくるくる変わるところにある。読んでいても誰と誰の会話かわかりにくいところがある。こんな読みにくさもあるが、この小説は面白い。
県庁の星/桂 望実

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Posted by 東芝 弘明