電子黒板

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6月議会が終了した。結局6時頃までかかってしまった。
一般会計の2号補正は、国の超バラマキ予算だった。地方自治体が強く望んでいなくても、いきなり、突然、一方的に国からお金がふってくる。補正予算の額は、4億4000万円もあり、その中には100万円もする電子黒板というのもあった。
プロジェクターがあるのに電子黒板なんて、と思ってしまった。
それで、少し電子黒板について調べてみた。
ホワイトボード型の電子黒板もあれば、テレビ型の電子黒板もあるようだ。
しかし、100万円もするタイプは、かなり高機能な電子黒板のようだ。
こういうものが導入されても学力が向上するわけではないだろう。
鮮やかに見せてくれる映像というものは、印象を流すようなところがある。分かりやすいと思う反面、紙媒体のものでしっかり認識するというより、かなりあいまいな印象が、何となく残るというものになりがちだ。
そのときは、分かったような気分になるが、後になって思い出すとどうもあいまい。動きで見せるプロジェクターなどは、こういうような印象になってしまう。
それは、どうも人間の記憶の仕方と関わっているのかも知れない。
電子黒板が学校に入ったら、どのような「画期的な」道具になるのか。国の大きな宣伝太鼓が、どんな顛末を描くのか、見てみたい気がする。
今回の学校関係のバラマキ予算は、「スクール・ニューディール構想」というもののようだ。100年に1度の備品購入らしい。
バラマキの大盤振る舞いの後は消費税増税。これだけはごめんこうむりたい。


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Posted by 東芝 弘明