かつらぎ西パーキングに道の駅ができた

出来事

西道の駅竣工

京奈和のかつらぎ西パーキングエリアに道の駅ができ、竣工式が行われたので、来賓として出席した。
店舗は小さい。下の道から京奈和に昇ってきて、京奈和に乗らないで降りることのできる道の駅を作っている。道の駅だけを利用する観光客を想定している。ただし、そういうパーキングエリアになっていることを理解してもらうのには、かなりの時間がかかりそうだ。
普通、高速の場合は、降りるところとパーキングエリアは、明確に区別されていて混線しないように作られている。高速の降り場はパーキングへのアプローチ道路同じだったとしても、降りる方は途中で枝分かれする。高速を下りる人は、降りる道路を選択した時点でそこにあるサービスエリアを利用できない。
しかし、新しくできた道の駅は、京奈和に登ってくる人も降りようとする人も道の駅を利用できるようになっている。降りようとする人が利用しようと思えば、道の駅専用の駐車場に車を入れればいいという仕掛けになっている。そのために、ほんの一部、一般道から京奈和に乗るために昇ってきた車のアプローチ道路を道の駅が利用するようになっている。京奈和から降りる人が、「道の駅かつらぎ西」を利用するためには、パーキングエリアを横目に見ながら、ほんの少し下から昇ってきたアプローチ道路を利用して道の駅専用駐車場に車を入れる必要がある。時計まわりに車を動かして駐車場に入れることになる。しかし、これはかなり分かりにくい。
インターに入って来て、橋本・奈良方面に行こうとする人の車と道の駅の駐車場から出る車は同じ道に出る。高速道路の乗り降りのアプローチで、このような作りになっているところはほとんどないだろう。
京奈和を走っている人が、休憩に立ち寄る場合は、普通のパーキングとして利用できる。これだけの仕組みでよかったのに、欲張った計画が、複雑な導線を生み出してしまった。

竣工式は9時から始まり1時間足らずで終了した。食堂で醤油ラーメンを食べ、バーベキュー用の玉ねぎやお餅を買った。ラーメンは美味しかった。ただし食堂のメニューは、まだラーメンとカレーのみ。これから増えていくようだ。

西パーキング
この「道の駅かつらぎ西」の看板の裏が食堂への通路になっている。外からは食堂があることが見えない。「食堂あります」みたいな看板が必要だろう。
残念ながらお店は敷地面積が狭い。自動販売機が建物の外にある。トイレから施設へのアプローチが少し分かりにくい。
「どうして自動販売機が外にあるの?」
「中に入れるとそのスペース分だけ補助金がカットされるんですよ」
集まっていた職員はそう答えた。
それだけの理由で自動販売機を建物の外に出したのだ。
ちょっと悲しくなった。

経営がうまくいくのか、見守りたい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明