自衛隊員は武器を使用できるようになったのでリスクは高くない?

雑感

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「今回の法整備により隊員のリスクが増大するということはないと考えます」(中谷元防衛相)。今日のニュースになった。
リスクが高まらない理由は、自衛隊員が武器を使用できるようになったからだと答えた。
戦闘になって勝てば命のリスクはないとでもいいたいのだろうか。
なかなか、不思議な人だなあと思って検索してみると、いろいろな発言が出てきた。
北朝鮮がアメリカに対し、ミサイル攻撃を行ったら、自衛隊がアメリカと協力して北朝鮮の基地を攻撃するのは可能と語っている(5月18日)。何だか戦争をしたいのかとおもうような発言だ。
オスプレイの事故についての見解もある。
「中谷元・防衛相は十九日午前の参院外交防衛委員会で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米・ハワイで訓練中に着陸に失敗した事故に関連して、米政府から『MV22オスプレイの設計に根本的欠陥があると疑う理由はなく、これまでに通常運用を停止させるべき理由は発見されていない』との説明を受けたことを明らかにした。
 委員会に先立つ記者会見では、機体の安全性に関して『現時点で、政府としては保証する状況だ』と説明。日本政府が安全性を再検証することについては「米側の報告を待って判断したい」と述べるにとどめた」(東京新聞5月19日、夕刊)
うーん、驚くべき感覚だ。MV22で原因が明らかにならない事故が発生した中で、事故報告もないのに「根本的欠陥があると疑う理由はなく」と言う。「根本的」とあえて言っているところに作為を感じる。「根本的」な欠陥なのかどうか、はよく分からないだろう。しかし、何らかの欠陥があれば配備を見合わせなければならない事態が起こるかも知れないのに、あえて「根本的」を強調しているように見える。この見解は、横田基地への配備は当然という認識が先行して出したような感じがある。

この方は、1957年生まれの元陸上自衛官。4年間自衛隊員だったこの人は、その後加藤紘一さんなどの秘書をつとめ、1990年に高知県から衆議院に当選している。石破さんも戦闘機などのプラモデルを集めるマニアのようだが、この人は、4年間の自衛隊員としての経験を買われて、防衛大臣になり、現在の自衛隊員を戦地に送る算段をしている人なのかも知れない。安倍さん、石破さん、中谷さんというような軍事マニアが日本を乗っ取っているのだろうか。
日本は、北朝鮮のような軍事国家になろうとしているのかも。

そうそう石破さんは、2014年5月に「「アメリカの若者が血を流しているのに、日本の若者が血を流さなくていいのか?」とNHKで語っていたという話もあった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明