決算委員会、質疑始まる

かつらぎ町議会

朝、4時20分に起きて朝起き会に参加した。5時から6時までの1時間。定刻に始まり6時1分ほど前に必ず終了する。
一人5分ぐらいだろうか。次々に話する人が前に立って、家族の話を聞かせてくれる。
帰ってきてから、作りかけの9条まつりのポスターに手を入れて、基本的なレイアウトを作成した。

8時40分になったので役場に行った。今日は決算委員会があった。質疑を行ったのは企画公室と税務課と地積調査室。企画公室とのやり取りに一番時間をさいた。
26年度の決算について、企画公室は現状をどのように把握しているのか、この問いに「収支は均衡している」というのが答えだった。

口を開けば「財政は厳しい」と言っていた時代があった。その時代は、財政は厳しい状況にはないということを明らかにする努力が必要だった。しかし、最近は率直に財政状況について語るようになってきている。町民の中には、かつらぎ町の財政は厳しいという見方があるが、それは、世間一般に流布されている話の影響を受けているということだと思われる。2年前の「一息つける状況」と言ったときから建物の建設をいくつも行ってきた。これらの影響は償還が始まると出てくるようになるが、企画公室は、公債費比率を15%程度に抑えながら運営していくという見通しを示している。

もちろん、認識が完全に一致している訳ではない。財政が一息つける状況になって、井本町長はハコモノ建設に意欲的になったのは間違いがないと思われるが、なぜそういう傾向になったのかは、もう少し事実にもとづいた分析が必要になる。
安倍政権は、来年の参議院選挙で勝つために、新三本の矢を打ち出し、失速傾向にある経済を立て直そうとしている。地方自治体にとっては、新しい形での経済対策が出てくる可能性がある。こういう動向を見ながらの財政運営になる。
「景気が悪いときは、国から経済対策が出てくる。景気が回復に向かうとき、地方自治体の財政運営は厳しくなる」
今日は一般論として、こういうことも発言した。


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かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明