赤旗まつりなどなど

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朝10時から近所で防災(防火)訓練があった。顔なじみの方々がたくさん出て、消防団のみなさんの指示に従って、消火訓練の実習をおこなった。
今日は寒い。みんな少し背中を丸めたり、ズボンのポケットに手を入れていたり、腕組みして寒さをやり過ごしながら話を真剣に聞いていた。
4人一組になって、消火栓へのホースの装填、ホースの引き延ばし、ホースの先への水をとばすためのノズル(何という名称だろう?)の装填をおこなう放水訓練を交替しながらくり返しおこなった。ホースの装填は、簡単な仕組みだが、見ているのと体験するのとではものすごい開きがある。実際に経験してみてはじめて飲み込めるところがある。今日の訓練は、体験してホースを使えるようになるというのが目的だったので、みんな交替しながら同じ訓練を繰り返した。
こういう経験が、実際の火災で生きるということだろう。
地域の消防団は10人ぐらい参加してくださった。ぼくたち近所にとっては、自分たちの問題だということだが、消防団の方々は、日曜日の午前中を返上しての協力となった。
ありがたいことだと感じた。
防火訓練終了後、聖心幼稚園の園展に行った。娘を防火訓練の前に聖心幼稚園に送っていたので、1時間30分、あとでぼくも参加した形になった。
園展というのは、聖心幼稚園の秋のお祭りのようなもの。模擬店やバザー、子どものお店、子どもの作品展示などがおこなわれる。
模擬店で焼きそばときつねうどんを買って食べるとお腹がふくれた。1時間半も遅れて参加したのでバザーには、日用雑貨品は残っていなかった。
娘を見ると、気に入ったぬいぐるみなどの小物をたくさん買い込んで、小遣いがスッカラカンになっていた。夢中で遊べたので楽しかったようだ。
「お昼は?」と聞くと
「カレーを食べたよ」
と言って、昼食代に350円を請求してきた。カレー200円、綿菓子50円、フランクフルト100円の代金だ。ちゃっかりしている。
園展を後にして、和歌山市の片男波でおこなわれている「赤旗まつり」に行った。
42号を走り新和歌浦にある新不老橋から片男波公園に向かうと公園内にある芝生広場に行き着く。ここが祭りの会場だった。この公園の手前には、文化ホールがあるらしく、ここの駐車場は車がいっぱいだったが、かろうじて1つ、駐車スペースが空いていたので車を入れることができた。
年配の要員の男の人が、1つだけ空いているスペースに車を案内してくれた。
階段を上がり、歩いていくとその男の人が、「今日はダンスの発表会があるので、車がいっぱいなんです」と話しかけてくれた。日曜日になると、さまざまな行事が、片男波でおこなわれているらしい。
ここに車を停めると会場内まで300〜400メートルほどの距離がある。
娘といっしょに歩いていく。海岸沿いの通路なので、砂がかなり堆積している。
歩いて行くと左手にレストランが見える。ガラスづくりの室内が、こちらからも見える。ガラス張りで造られているのは、海岸がよく見えるようにというコンセプトだというのがよく分かる。
レストランから見える夕日は、きれいなのだろう。
まつりの受付でチケットを渡すと、くじ引きの引換券が手渡された。行き交う人に知った人が多く、会釈とあいさつを重ねながらメインステージに向かった。
「靴下買ったら帰ろ」
行く前から帰るコールが盛んにおこなわれていた。帰りたいという娘に、ぼくは「靴下を買いに行こう」と言って説得していた。昨年の赤旗まつりで買ってきた黒の靴下が気に入って、好んでその靴下をはいていた。今日はいていた靴下も1年前の赤旗まつりで買った物だった。
「穴、開いてんで、ほら」
会場に着くまでの間、娘は、穴の開いた靴下をぼくに見せて靴下を買う気になっていた。穴の開いた靴下をまだ使いたいらしい。1年履き続けると靴下にも穴が開く。「もう新しいのにし」と妻は手厳しい。それでもまだ履き続けている娘はかなりガンコだ。
誰に似たんだろう。妻か?、おばあちゃんか?。それとも?。
メーン会場前では、綱渡りが披露されていた。この芸人さんのパフォーマンスに娘は興味を示したみたいだが、早く帰りたいという心は変わらなかった感じだ。
去年と同じような、靴下販売の模擬店は出店されていなかった。
残念無念。
くじ引きもはずれだったのでもらえたのは、濡れティッシュ1つだけだった。
会場内を2周ぐるぐる回って娘が足を止めたのは、輪投げでおもちゃをゲットできるというコーナーだった。200円だったので、チケットに付属していた200円券を活用して、娘は輪投げに挑戦した。手に入れたのは、ハート型のビヨンビヨン伸びる、昔あったトムボーイのようなおもちゃとスーパーボールだった。
「帰りたい」という娘をなだめすかして、もう一回りすると別のところにも輪投げコーナーがあった。ここは2回100円だった。輪投げを投げる線よりかなり前から投げさせてもらい、ガラスコップのセットとキティちゃん人形1つをゲットできた。
輪投げを終わると「帰りたい」コールがぶり返してきたので、会場を後にして帰ることにした。
1時間も開場にいなかった。
今日は1日子守状態になってしまった。
予定よりかなり早く帰ることになったので、岩出町にあるボーリング場に行くことにした。
娘は運動がかなり苦手なのに負けず嫌いときている。
ガーターにならないようにレーンのサイドにあるガーターストッパーを引き上げてもらって、ゲームが始まった。
娘は、ボールを床にたたきつけるようにしてなげる。5ポンドという一番軽いボールなので床には傷が付かないようだが、投げるたびに少し冷や汗が出る。
娘のボールは非常にゆるやかに、しかもガーターストッパーに当たりながらジグザグに転がっていく。ガーターストッパーがあるのに、ジグザグに走りながら7番ピンに寄っていって、最終ガーターになることもあった。こうなることの方が難しい。なかなかの妙技だ。
ぼくとの点差が開いていくと腹が立つらしく、機嫌が悪くなる。ぼくの後ろに立って、おしりを触って追いかけてきたり、背中を押したりする。
ボーリングは、非常にメンタルなゲームなので、そういうことをされるとボールの軌道がかなり左右される。
久しぶりにボーリングなので、アベレージが上がらない。ストライクとスペアを2度3度連続するともう後が続かなくなって、ヘッドピンからねらいがはずれてくる。今日はダブルやトリプルでストライクが続かない。スコアも120止まりだった。
娘は、次第に熱が入ってきて、ボールを投げた後、レーンの前にぺったり座り込んで、ピンにボールが当たるのをずっと見るようになった。その姿が面白いので、なんどか携帯で写真を撮った。非常にゆるやかにボールが転がるので、かなり長い時間、レーンの前に座ることになる。
ヘッドピンにビールがあたっても、ピンの表面をなめるようにボールが転がり、たいがいスプリット気味にピンが残る。
「おこんなよ。うまくいかないのは自分のせいやで」
何度かそういうと、娘はふてくされながらも夢中になってボールを投げていた。
娘は、最初の1投で7本ぐらい倒れると座り込んだレーンの手前から立ち上がり、顔中でうれしさを表現して戻ってくる。こういう表情はなかなかいい。
結局3ゲームして、車に乗り込んだ。
ガソリンと灯油を買い込んで、妻に電話をかけると妻はどこかに買い物に行っているらしい。
夕ご飯の話をすると、2人で食べて帰ってきてという話だった。
4時30分頃、岩出の「あきんど」に行って回転寿司を食べることにした。
小1時間、お寿司を食べ終わって、入り口にあるレジに行くと、順番を待っているお客さんの集団にビックリした。ざっと見て50人以上はいる感じだった。
ここの回転寿司は、ものすごく人気が高い。でも、こんなにたくさんお客さんであふれかえるとは思っていなかった。
WAYに寄ったり、AUに寄ったりしたかったが、娘は、「あかん、帰ろう」という言葉を繰り返した。家に帰るともう日が落ちて暗かった。
ホームごたつでテレビを観ているとうたた寝をしてしまった。
目が覚めると7時30分をまわっていた。
夜になるとシンシン、冷え込みが強まってきた。


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Posted by 東芝 弘明