なぜ議案が通ったのか

雑感,出来事

ポスターの張り替えに行った先で四郷の480号沿地域振興交流施設の話になった。
話をしたのは商売人の方だった。日本の商売は、お互いの信頼関係によって成り立っている。全てを膨大な契約によって商売を行っているアメリカとの文化の違いでもあるが、事細かな契約によって取引をしていない日本の商売人の方々は、それこそ信頼関係を最重視して、物事を判断している。気持ちよく信頼しあいながら商売上の取引ができるかどうか。これが何よりも大切だということだ。
そういう点からいって、今回の480号沿地域振興交流施設の指定管理は、全く話にならない状態だということだった。事業を実施する前から、今回の業者は商売人からも農家からも信頼を失っている。

あの議案に対して賛成した議員は8人。反対した議員は5人。「あんな議案がどうして通ったのか」とこの方は驚いていた。なぜ議員は賛成したのか。議員による説明責任も問われている。反対した議員は、質疑と討論の中で反対の論陣をはって3回という質疑の制限の中で、踏ん張って問題点を明らかにした。賛成した議員で質疑を行ったのは数人だった。賛成討論は2人。8人全てが説明責任を十分に果たしているという状況にはまだ至っていないのではないか。今後の推移によって事態の重大さが明らかになる可能性がある。議員の責任は、今後の事態の中でも問われてくる。


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雑感,出来事

Posted by 東芝 弘明