アベノミクスは失敗です
黒田さんは、今年に入ってから失敗を認めていたし、
真面目な経済ジャーナリストの萩原博子さんは「しんぶん赤旗」で次のように語っていました。
マイナス金利導入自体がアベノミクスの破たんだったと指摘したのは小池晃さん。
2000年から11年間賃金が上昇しなかった日本。この傾向はそれ以降も続いています。
日本共産党の参議院選挙政策は、経済政策の最初を次のように書き出しています。
「アベノミクス」と消費税大増税路線の破たん……安倍首相は、「世界で一番、企業が活躍しやすい国をめざす」と宣言し、「大企業を応援し、大企業がもうけをあげれば、いずれ家計に回ってくる」と言ってきました。しかし、大企業は3年連続で史上最高の利益をあげましたが、働く人の実質賃金は5年連続でマイナスです。5%も下落し、年収400万円程度の労働者だと20万円もの目減りです。
消費税大増税路線も破たんに陥っています。8%への増税後、日本経済の6割を占める個人消費は冷え込み続けています。5月に発表されたGDP(国内総生産)統計で、個人消費(実質値)は、2014年度、15年度と2年度連続でマイナスとなりました。消費税を5%に引き上げた1997年度、「リーマン・ショック」の2008年度も、個人消費はマイナスになりましたが、翌年にはプラスになりました。2年度連続のマイナスは戦後初めての異常事態です。
追いつめられた安倍首相は、消費税10%の2年半「先送り」を表明しました。これは「アベノミクス」の失敗、消費税大増税路線の失敗を示すものです。ところが首相は、自らの失政を認めず、「世界経済の危機」に責任を転嫁しています。「アベノミクスを加速させ、消費税を増税する」と、破たんずみの路線にしがみついています。
格差と貧困が広がっています……「アベノミクス」は、大企業と大株主に莫大(ばくだい)な利益をもたらし、大企業の内部留保は300兆円を超えました。株価の上昇で、200人を超える大株主が、資産を3年間で100億円以上も増やしました。アメリカのフォーブス誌が集計した「日本の富裕層」上位40人の資産総額は、この4年間で7・2兆円から15・4兆円へと、2倍以上にも増えました。
その一方で、「金融資産ゼロ」の世帯は、3年間で470万世帯も増え、全世帯の35%と、過去最高になりました(日銀のアンケート調査から推計)。
貧困が新たな広がりをみせています。失業や病気などで所得が減れば、たちまち生活が行き詰まり、多くの国民が貧困に陥る危険と隣り合わせで暮らしています。ほんの一握りの超富裕層と、99%の国民との間の大きな格差が生じる、そして、国民の生活全体が悪化し、生活不安、社会不安が重くのしかかり、貧困が広がる――これが「アベノミクス」が日本社会にもたらしたものです。
「アベノミクス」ストップ、格差をただし、経済に民主主義を確立するために、日本共産党は、「三つのチェンジ」を訴えます。
3つのチェンジの内容は、
日本共産党の参議院選挙政策
アベノミクスのエンジンを吹かすといっています。しかし、具体的な方向が明確に打ち出されていません。エンジンを吹かすのに進むべき方向を示せていないので、アイドリング状態ですね。吹かせば吹かすほど排気ガスが充満するだけです。
まあ、最初からこの線に絞って参議院選挙に臨めばよかったんだけど・・・
「軍事費は戦後初めて5兆円を超えた。しかし人を殺す予算ではなくて、人を支えて育てる予算を優先していくべき」の発言ですべて台無しです。
安保法制を戦争法なんて言い方変える癖ついてるもんだから、大事な時にボロがでる。
憲法学者の小林節さんが言っていました。平和安全保障関連法は、「戦争法」というのが本質です。これは変わりがありません。
変わりようがないと言えばいいと思います。
藤野さんの誤りは、その通りでした。
いや・・・そういう問題ではなく、日ごろから正しい名称というか、一般的な名称で呼ぶ癖つけとかないと、今回のような重要な場面で失敗する。
問題の部分は「ユーチューブ」で拡散されており、昔とちがっって誰でも確認できる。
藤野という人、自信をもって「防衛予算」を「人殺し予算」と言っている。
プラカード持ってデモする人は、どんな呼び方してもいいけど・・・
なぁ~・・・・国会議員は、なんでも正しい名称で呼ばないと・・・・アホだとみんなから思われるよ。 参議院選挙の期間中に、NHKの生放送で・・・なぁ~・・・勝負を決めた失敗ですね。
藤野さんの件は、言い訳するつもりはないです。でも、この問題で参議院選挙の決着がついたとは思いません。
物事の本質を突いたネーミングが力を持つ場合もあれば、そうならない場合もあります。
それは、媒介であるマスコミが、そのネーミングで呼ぶのかどうかだと思います。
後期高齢者医療制度がそうですね。政府が後で言い替えましたが、このネーミングは変わりませんでした。
平和安全保障関連法の本質は、海外における自衛隊の戦争参加にその本質があるので、戦争法というネーミングが、一番その本質を突いていると思います。しかし、安倍さんと会食しているマスコミ、安倍さんの友だちを次々に送り込んで変質を図っているNHKという状況があるので、マスコミが権力への批判精神を弱体化させて本質を報道しなくなっています。その中で平和安全保障関連法は、政府のネーミングを使わないと伝わらなくなっています。
ネーミングは、そういうことだと思います。
いや・・・「人殺し予算」というのは、日本共産党の本質を突いたネーミングなのです。
国会議員がネーミングで呼ぶというのは、よほど一般的でないとするべきでない。少なくともマスコミ各社が使用して初めて使うべきです。
戦争法というのは一般的ではなく、国会議員が使用すべきものではありません。そういう癖をつけておかないと、今回のような失敗をする。
藤野=「人殺し予算」というのは、ネットで定着しており、しばらく・・・もしくは永遠に役職は無理でしょう。もし役職につくと必ず突っ込まれる。
若いのになぁ~・・・・京大出た単なるバカだった。だから学歴で役職決めたらダメだと・・・・笑。
自衛隊は、現在の時点においては、戦争で他国の人間を1人も殺していない、という現状を踏まえれば、人殺しの予算というのは、誤りです。事実と違う。
このまま行けば、自衛隊が海外の戦争に加わり、相手を殺すようなことになれば、国防費は人殺しの予算になる。と言えば、日本共産党の主張ということになり、見解の相違があってもそんなに問題にならなかったと思います。
>このまま行けば、自衛隊が海外の戦争に加わり、相手を殺すようなことになれば、国防費は人殺しの予算になる。
東芝さん、
この辺が、私が共産党を支持しない根本です。
なんでも無理やりねじ込むの止めませんか?
ワタナベさんの言う通りです。共産主義思想の問題になるので、どうしようもないということです。常に批判と都合のいい理由で、自分たちの思想を正当化しているだけです。
>このまま行けば、自衛隊が海外の戦争に加わり、相手を殺すようなことになれば、国防費は人殺しの予算になる。
なぁ~本質的な誤りを認識していない。・・・どうしようもないなぁ~・・・笑。
昨年成立した平和安全保障関連法の本質は、国会で審議されたように、アメリカの戦争に対し後方支援として戦争に参加するところにありました。これは、自衛隊が海外に出て戦争に参加することを明白に意味するものでした。また集団的自衛権行使容認にも道をひらいたことは、明らかな憲法違反でした。こういう事実を踏まえて戦争法だという指摘をしたのです。
成立した法律を読めば、このことは明白に分かります。
この問題に対して、圧倒的多数の弁護士、憲法学者が憲法違反だと指摘し、3人の元最高裁の裁判官まで憲法違反だと指摘しました。逆にこれを憲法違反ではないと指摘した裁判官は数人でした。
トリノさんは、こういう事実を指摘しても、弁護士や憲法学者はうんぬんだと言って、専門家の知見を簡単に否定されていたと思います。
専門家の集団による知見は、傾聴に値すると思います。もちろん、これらの方々がなぜ違憲なのかを明らかにして、語ったことを踏まえた上で、傾聴に値すると言っているのです。
専門家のきちんとした論説を否定するのであれば、きちんと反駁する必要があると思いますが、トリノさんの書き方は、勝手に断定するだけの「決めつけ」のようにしか読めません。
きちんと論拠をもって反論をしたことがないようにさえ見えます。
これらの事実を踏まえて論じないのでは、「どうしようもない」感じですが。
東芝さん
最近、ネットスラングで「9条バリア」って言葉ご存知ですか?
9条堅持さえすれば日本はバリアで守られるとの
意味で嘲笑されています。
また、シールズのメンバーがISに「酒でも一緒に飲もう」と
メッセージ送ったら「お前ら皆殺しだ」と返事が来たってのも
ご存知でしょうか?
9条堅持、集団的自衛権破棄、日米安保破棄
本当にそれが実現できるのなら素晴らしいと思いますが
悲しいかな世界ではそれは通用しないですよね。
気持ちは分かりますが・・・・
人殺しの予算の件を指摘しているのですが・・・・また集団的自衛権の話題?
この前書き込んだのに、僕の意見全く理解していないんだから・・・笑。
憲法学者に言われなくても集団的自衛権は違憲です。それどころか、自衛隊の存在自体違憲だと書き込んだつもりです。その上で、自衛隊発足1950年以降、憲法9条は守られていない状態で、戦後60年以上、憲法9条は守られておらず平和に何の役にもたっていない法律だと書き込みました。守られていない法律に意味があるのですか?
そういうことに関して何の回答もありませんでした。
東芝さんと僕とでは、思想が違う。僕はどんな素晴らしい理想でも、実現できないものは役に立たない空想にしか過ぎないと考えています。憲法9条は空想です。
東芝さんは空想を目指すのでしょう?僕は違います。現実を見つめてベストでなくても、ベターを目指します。
トリノさんに一言。
人殺し予算の件については、「藤野さんの誤りは、その通りでした」と書きました。
この件は、これでおしまいです。
というか、以前から同じようなことの繰り返しなので、集団的自衛権や戦争法、9条の問題は、かなり議論が尽くされているので、同じことの繰り返しになってきました。
ということで、この件についてはお開きでよろしいでしょうか。
最後に一言。日本は、日本国憲法にもとづく外交を行うべきです、積極的な平和外交。それによって信頼を勝ち取るべきだと思います。以上。おしまい。
はい。まあ~思想の違いなのでいくら論議してもかみ合わない。この前から感じましたので、これ以上追求はいたしません。
まあ、政治については賛同できる部分は全くありません。
たしか、昔お会いしたときも、「政治の話は無し」という条件だったことを思い出しました。・・・笑。
東芝さんのブログを拝見するようになって
正直、初めて共産党の主張を真剣に読んだ気がします。
結論は、相容れる事は無いですが
多くを知らずに批判してた事は真摯に反省すべきと思いました。
また、論戦を読む事でド素人の私も知識が増えました。
これからも、あえて議論が白熱するテーマの投稿をお願いします。
はい、トリノさんやワタナベさんとの議論は、ときに調べないと書けないこともありますが、自分にとっても考え方を深めたり、整理したりする機会になり、それが他の人との会話や議会における論戦にも生きています。
その点では、ぼくにとっても役に立っています。
議会活動や選挙活動に時間をさかなければならないときは、どうしても返信が遅れてしまうことがあります。そういうときは、ご配慮いただけたら幸いです。