電話機の購入

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夕方、ジョーシンに行って固定電話の電話機とオーブントースターを買ってきました。
現在使用中のPanasonicの電話機は、10分程度使っていると電池が切れてしまいます。
「すみません、もう電池がなくなりかけています。もう電話が切れます」
相手に何度、このような会話をしたことでしょうか。
長話ができなくなっているのは、便利な場合もありますが、電話取材などのときには非常に困ります。仕方がないのでハンズフリーで通話していましたが、音声が途切れがちになるということで、相手に迷惑がかかりました。
「電話機を買い換えよう」
と言っても、必要性が認識されていなかったので、「買い換えなくてもいいよ」というつれない返事でした。しかし、家人もこの電話を使っていて困ることが起こりました。
いわば、チャンス到来です。
ということで、本日、Pioneerの電話機を買ってきました。
なんと固定電話機は、お店の一番端っこのデッドゾーンに置かれていました。色も銀色と白色だけ。ひっそりとした感じです。携帯電話のカラフルさとは、雲泥の差です。
なんと様変わりしたことでしょうか。
形もよく似ていましたが、電池の容量の大きそうなものを選んでみました。
買った機械は、待ち受け時間が180時間、通話時間が6時間となっています。比較検討したSANYOは、待ち受け時間120時間、通話時間6時間となっていました。待ち受けの時間が長いということは、電池の容量も大きいはずだということで、Pioneerを選びました。
今回は、Panasonicについては敬遠しました。
「できるだけ、通話時間が長いものを買いたい」
と言っても店員さんは、電話機のことを詳しく知らないみたいでした。
「カタログスペックではどうなっていますか」と尋ねると、カタログを見て待ち受け時間と通話時間を教えてくれました。
「6時間通話できます」というのがほとんどの機械の共通した性能です。
カタログスペックというのは、いくつかの前提条件下でテストされたものなので、普通は、その性能よりも下回るケースの方が多いと思うのですが、いかがでしょうか。
しかし、これで10分間で電話が切れる恐怖からは解放されることになりました。
まずは、めでたしめでたし。
閑話休題。
そうそう、Panasonicの3Dビエラが展示され、新しいバージョンの鉄腕アトムが上映されていました。もちろん、メガネをかけないと2重に見えます。ちょうどいい距離にメガネが設置されており、除いてみれば、立体映像が見えるということでした。
見ました。
目をじっと凝らしてみれば、画面が浮き上がって見えるという本がありましたよね。あれと同じような映像が見られました。確かに奥行きがある映像を堪能できます。
しかし、これ、目に悪そうです。こんな画面を見ていたら確実に視力が悪化しそう、これが第一印象でした。
メガネなしにむりなく立体に見える技術ができたら、それは画期的でしょうが、バーチャルな空間と現実との区別をつけるためにも、映像の立体化がいいことなのかどうか。
子どもへの影響、幼児への影響、人間の視力への影響、映画館と家庭のテレビとの違いなど、家電メーカーは、映像の立体化問題を文明論として慎重に考えるべきなのではないでしょうか。
綺麗さを追及していくことと立体化することは、同一の時限では考えられないと思います。議論より先に技術が先行していくのは、いかがなものでしょうか。
ぼくは、テレビの3D化は、メガネを使用する限り家電メーカーが思っているほど成功しないと思います。メガネなしに3D化が実現することは、恐ろしいことのように思います。
物事を成長の過程を通じて認識しようとする幼児の前に3Dのテレビを置くことは、人間の認識を形成する上で、極めて危険だという感じさえします。
テクノロジーは、文明論的な議論の上に立って革新をおこなうべき時代に入っているのではないかと思っています。
たとえば、非常に便利な携帯電話。
携帯電話が引き起こしている害悪を企業側がどれだけ認識しているのでしょうか。便利な機械は、同時に人間関係を変革し、犯罪さえ増幅しかねないということを自覚して、技術革新をおこなうべきだと思うのですが、いかがでしょうか。


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Posted by 東芝 弘明