視察先のホテルにて

かつらぎ町議会

博多駅の空は晴れわたっていて、空気が澄み陽射しは暖かだった。
厚生文教常任委員会の視察先は、久山町役場だ。タクシー2台に11人が乗り込んで、役場前に着いたのは、1時過ぎだった。

久山町の40歳以上の全町民を対象にした健診率は80%もある。かつらぎ町とは雲泥の差だ。聞いていると月26日、3カ月間健診を行なっている。健診センターであるヘルスC&Cセンターに来るための専用バスを巡回させ、それでも来られない人には、訪問健診を実施している。
80%の受診率は、こういう取り組みの中で実現している。

この到達点は、56年に及ぶ町と九州大学の医療研究によって実現したものだ。死亡した時の検体率(病理解剖)は、平成27年度で54.3%もある。
九州大学の研究は、死因が脳卒中なのかどうかという研究からはじまった。
この研究から56年、九州大学は、久山町の中に研究施設を置き、現在も様々な研究に取り組んでいる。
蓄積があってできることだとはいえ、実行している施策には眼を見張るものがある。

今日は、移動の新幹線の中で党大会決定を読み、ホテルに入ってから全部に眼をとおすことができた。日本共産党は、野党共闘への努力の中で新しい認識や新しい視野を手に入れた。
しかし、これらはまだ全党のものにはなっていない。新しい認識や視野を手に入れるためには、学ぶことが必要になる。老いも若きも自分たちの日常活動を飛躍させたいのであれば、学ぶことが必要だ。読みながらそういうことを考えた。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明