学校給食の視察

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学校給食運営審議会の視察があり、参加した。
まず最初に訪問したのは、美浜町にある民設民営の給食センターだった。
このセンターは、美浜町、日高町、由良町の小中学校の学校給食2000食を作っているセンターだった。
稼働したのは、平成15年だったので7年目ということになる。
調理時間は2時間、1食あたり小学校のが270円、中学校の給食費が300円だった。
調理員は10人程度だろうか。
11時過ぎからこのセンターで給食を食べさせていただいた。もちろん1人270円を支払った。お豆さん入りのひじき、あげと野菜のサラダ?、サーモンフライ、ご飯、牛乳というのがメニューだった。ひじきがおいしかった。サーモンフライは、冷凍のものだったが、外国産は一切使ってないということで、北海道産だった。
子どもたちの食べている姿も、小学校を訪問して見せていただいた。
アレルギーをもつ子どもたちに対する除去食をおこなっている有田市の給食センターも視察した。
こちらの調理場は、有田市内の小中学校の給食3000食を作っていた。1食当たり小学校が230円、中学校が250円だった。調理時間は3時間。自校調理方式からからセンター給食に切り替えるときに、自校方式とあまり変わらない学校給食をということを守るためにできるだけ手づくりの学校給食を実施するということで、3時間調理、できるだけ冷凍食品を使わないように、ということを追求しているという話だった。
調理員の人数は22人、調理部門は民間に委託されていた。
冷凍食品が増えてくると調理員の人数が少なくなり、手間暇をかけると調理員の人数が増える、冷凍食品が多くなると給食代が増加し、手間暇かけると給食代が安くなるという関係にあるのかも知れない。
学校給食の場合、保護者負担は、食材料費のみになっている。この分野だけの負担ということになると、一次加工食品をいかに使わないかが、安く上がるかどうかのカギを握っていそうだ。
2つの施設の比較は、色々なことを考えさせてくれた。
2つの給食センターは、どちらも栄養士が食材料を調達していた。栄養士の管理のもとで、地産地消を追求するとともに、とれだけ調理時間を確保するのか。ここに問題の1つの核心がありそうだ。


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Posted by 東芝 弘明