Macのパスコードロック

出来事

朝、事務所に行くと
「パソコンが立ち上がらなくなった。passwordを入力しても違うみたいで操作ができなくなった」
Nさんがそう言った。
事務所用に使っているMacを立ち上げてみた。見たこともない画面が目の前に現れた。

P−RAMクリアもセーフブートも受け付けない。仕方がないのでアップルに電話を入れた。
朝10時台でも2分後に電話がつながるという表示が出て、指定した電話にアップルの方から電話がかかってきた。すごい。サポート電話というのはつながらないので困ってしまうことが多い。Macを操作して電話のところに行くと、電話番号を指定するダイアログが出てきて、クリックすると電話がかかってくるという仕組みだった。
サポートが有料化してからサービスが劇的に変化している。
最初の女性の方では、なぜこういう現象になったのか分からなかったので、技術スタッフのセクションに電話がまわされ、原因を調べてくれた。アメリカのアップルのセンターに情報が残っており、「アメリカの時間になりますが」ということで、「iPhoneを探す」というぼくが行った作業に原因があるということだった。
そう言えば、土曜日の夕方、「iPhoneを探す」を操作して、古いMacBook Proの2つを削除した。一つはパスコードが表示され、表示された番号を入力することによって削除が完了した。この削除のさいにパスコードを入力したことによって、MacBookにパスコードロックがかかってしまったということだった。

「持ち込み修理」というのが結論だった。心斎橋の直営店なら無料修理になり、ららぽーと和泉なら有料修理になりそうだった。ららぽーとに行くことにして、会議終了後カメラのキタムラに行った。午後5時7分に事務所を出て、ららぽーとに到着したのが、5時35分だった。5時40分の予約だったので、車を停め、急いでカメラのキタムラを目指した。どこにお店があるのか分からない状態だったので、ららぽーとの中を歩き回った。
お店にたどり着くと時計は5時43分頃を指していた。

「修理には5400円必要になります」
担当した男性店員はそう言った。
「申請をアップルに上げるので、今日のものにはなりません。また取りに来ていただくことになります。購入したことを証明できる文書が必要です」
言葉を失った。
自分のしたことが原因なのであきらめて修理を頼むことにした。
「購入を証明できる文書」
そんなものは保存されていない。
メール。2013年の?、あるかなという状態だった。
購入時の問い合わせメールを持って行ったが、これでOKがでるかどうか。という話だった。

ららぽーとを出て駐車場に置いてある車を探すのに10分以上かかった。あわてていたのでどこに車を置いたのか、全く確認していなかった。奥なのか、手前なのか、お店の駐車場入口から左なのか右なのか、全く目印を確認していなかったので、重たい鞄をもって右や左、奥や手前を歩き回った。ようやく見つけて、事務所に戻ったのが25分後だった。
「iPhoneを探す」。これで何度もiPhoneの置き忘れを解決してきた。日本国中のどこにあっても検索できるシステムは、Macを紛失したり、盗難に遭ったりすしてデータが盗まれる可能性がある時は、最終手段として「iPhoneを探す」でMacを削除すれば、パスコードをかけることができ、解除できなくするという仕組みだ。持ち回っていれば、GPSで足がつくし、データを防御するためにはパスコードロックを掛けることができる。解除するためには、お店に持ち込むことが必要で、本人のMacなのかどうかを確認できないとロックを解除しないという仕組みだ。すごいシステムだ。何年も使用していても、こういう仕組みがあることを全く知らない。

ちなみに自宅で再検索すると購入時のメールが幸いにも現在使用中のMacBook Proに残っていた。カメラのキタムラにFaxしたい。購入時の確認メールは永久保存すべきということだ。


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出来事

Posted by 東芝 弘明