真土の飛び越え石

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今日は、午後から夕方までビラまきで歩き回った。
橋本市真土の国道の南の高台から北の奥まで歩いていると、飛び越え石の標識があったので、石のところまで歩いてみた。落合川の川まで降りていくと飛び越え石があった。雨で濡れていたので滑るかなと思い、恐る恐る渡ってみた。
万葉の頃は、地面を這うようにしか道を作ることができなかったので、谷を渡るためには、川の水の傍まで行き川を渡るしかない。石と石の間を川が流れ、ひとまたぎで川を渡れたので、そこに自然と道ができたのだろう。
国道からそんなに離れていないところにこの石はある。大和から和歌山へのルートは、小高い丘を越え、谷を渡りというように地形に沿って細い道が続く道だったのだろうと思われる。
現代は、道を造るときにできるだけ一定のレベルに合わせて道を造る。谷がある場合は、橋脚を造り道を渡す。このような技術が確立したのは、資本主義の時代に入ってのことなのかも知れない。
昔ながらの道を歩くと、自然のままの地形がよく分かる。
そういえば、ぼくの同級生の1人は、身近な山々を歩いて立体的な白地図を作った。
「実際に山を歩いてみると地形のことがよく分かり、等高線に合わせて立体地図を作る役に立った」
という言葉を思い出した。


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Posted by 東芝 弘明