議員全員協議会 2005年1月25日(火) 

かつらぎ町議会

朝9時30分から議員全員協議会が開催されました。合併の説明会について報告がありました。
日程は1月30日と31日の2日間だけ。しかも総合文化会館の小ホール(200人収容)です。諸般の事情によりこの2回の開催でお願いしたいというものでした。昨年は3月議会の最中に23区のすべてで出張説明会を開きました。協議会の発足時には、4回の説明会でお茶を濁しましたが、今回はさらに後退しています。これでは、住民に対してまともな説明をせずに合併することになります。
調印式を2月16日におこない、2月23日には臨時議会を開くことになりました。
調印式は、知事の日程にあわせて設定されたものです。調印式に出席する知事の肩書きは特別立会人というもので、特段出席を必要とするものではありません。ただ、すべての合併調印には知事が立ち会うということになっているので、知事が来られる日程に合わせたということです。知事の日程は大事にするけれども、住民説明会を後景に押しやるのでは、まさに本末転倒です。
全員協議会では、2つの説明パンフレットが議員に配布されました。合併協議の内容と新町の町づくり計画のパンフレットです。これらのパンフレット配布は、2月1日以降です。合併説明会の案内は、すでに各戸に戸別配布を始めているようですが、説明会資料は、町の説明会終了後に自宅に届けられることになります。これも全く道理に合いません。
近隣の合併を見ても、説明会をたった2回しか開かないというような事例はありません。
日本共産党町議団は、町には合併という住民生活に深く関わる問題についてきちんと説明する責任があるとして、可能な限り説明会を開催すべき、2月以降調印式までは他の日程を入れるべきでないと町長に提案しました。町長はおっしゃるとおりといいながら、明確な返答をしませんでした。
本日、夜「合併研究会」が開催されるので、そこでも相談するとなりました。
新市の町づくり計画には、合併の魅力が何も語られていません。花園村との合併(吸収合併)は、財政的に少し有利な側面があるというだけの合併になりつつあります。
日本共産党町議団は、花園村との合併協議会設置については、住民合意を形成しつつ設置すべきという考え方を示し、それをおこなわないままの合併協議会設置には反対という態度をとりました。
町議団は、この合併協設置を前後して、かつらぎ町の町づくりの方向についてさまざまな提案をおこなってきました。合併問題よりも町づくりに軸足を移したということです。それは、花園村との合併が、かつらぎ町の町づくりの方向に大きな変化を生み出すものではないと判断したからです。したがって、合併反対という主張はしませんでした。
こういうなかで最近は、学校給食を実施するなど合併の魅力を1つでも2つでも打ち出して「合併に展望を示すべきだ」という提案をおこないました。しかし、この提案をかつらぎ町は受けとめず、合併の積極面を形成しなかったので、合併について魅力を語れるような状況にはなっていません。「魅力はどこにあるのか」と問うと、町長は返答に詰まってしまいます。
午後からは岩出町の選挙の応援に行きました。反応は伸びて、よくなっている感じです。大阪の河内長野からも2人の市会議員が応援に来て下さり、積極的に活動してくださいました。
後、数日間、全力で支持を広げ当選への展望を切り開かねばなりません。


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かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明