集いへのお誘い 2006年4月9日(日)

出来事

午前11時から午後1時まで、集金をしながら集いへの参加のお願いと入党のお誘いをして回った。同行してくれたのは、中央委員会勤務のYさんだった。
昨日から13人に声をかけた。いろいろな反応が返ってきて結構楽しかった。
お昼は娘と2人でホットケーキを焼いて食べた。少し焼きすぎたホットケーキは、「お父さん食べてね」ということだった。
お昼休みを2時間取って、少し昼寝をした。4日間、早朝配達が続くとどうしても眠たくなってくる。
起きると顔に形が付いていた。
「お父さんの顔へん。鏡で見てみいよ」
娘がケラケラ笑った。
夕方まで事務所で町政に対するアンケートの原案を作成した。完成すると7時をまわっていた。これでようやく実績ビラとアンケート、封筒の3点セットが完了した。
共産党は、政策を組み立てるときに住民アンケートを取ることにしている。住民の考えていること、関心の高いことは何かを調査して、政策立案に役立てる。アンケートに寄せられた意見を元に質問を組み立てる、そういう生かし方をする。
6500世帯に手配りする努力が始まる。いよいよ本格的な地域活動の始まりだ。
夕方、アンケート作成を少し中断して娘とゴムまりでキャッチボールをした。一球受けるたびに笑顔がはじける。なかなか良い表情だ。
夜は新自由主義についての赤旗に連載された切り抜きをまとめて読んだ。
アメリカのシカゴ学派が新自由主義のメインストリームになっているらしい。ノーベル経済学賞受賞者を12人も排出している。多くのノーベル賞の中で最も政治的に利用されているような賞だ。アメリカでは、新しいケインズ経済学派もマルクス経済学派もいるようだ。しかし、現在のところシカゴ学派が大きな流れを占めている。
しかし、この新自由主義は、資本主義の中からルールをどんどんなくして市場経済にゆだねていくものだから、資本主義の矛盾がむき出しにならざるを得ない。
自由競争という名の富めるものに有利な競争の結果、不正、腐敗、寄生が強まり、カジノ経済が、マネーゲームが幅をきかすようになっている。
新自由主義の最も中心的な核心は、マネタリズムだ。
連載には次のような下りがあった。

「資本主義では、貨幣供給量の変動によって経済全体が左右される、だから通貨供給量の管理だけに経済政策を限定すべきだと主張します」
「“市場原理主義”は“貨幣原理主義”になってしまう」
「小泉内閣は、総需要を拡大する事にはほとんど力を入れずに、もっぱら不良債権の早期処理とか、金融の量的緩和とか、通貨・金融の面からの政策ばかり熱心にやってきました。国民がいくら消費需要を増やす政策を要求しても、逆に国民負担を増やす政策ばかりをおこなってきました」


まさに──サプライサイドの経済学だ。竹中大臣は、自ら推進してきた経済路線を総括しないで、官から民への道を推し進めている。
きちんとした形のまとまった、竹中氏の経済論文があれば読んでみたい。分析や総括があるのかどうか──それを見てみたい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明