議会だより90号が全国コンクールで入選した

雑感

10時から人に会った。話を聞くのは面白い。3人で話をしていて、1時間ほど経ったときに「まだ今日は東芝さんからの話はしていない」と言って笑った。会ってからずっと話を1時間ほど聞いていたことになる。

人は、他人の話を長く聞かない。聞くことが少ないとも思う。相手の話を聞きながら、感動したりその人のことが分かったりするのがいい。どんな気持ちで日々過ごしているのかをくみ取って生きることがいいのだろうと思う。

ぼくからの話は、30分ほどで終わってお昼になったのでお昼ご飯を食べに行った。昼から1時30分から伊丹議員とあって、Zoom会議の仕方を確認した。remoteで会議をすることが増えつつある。コロナ禍の中の変化の一つだ。公共施設を借りられなくなったので会議の仕方を工夫する必要に迫られている。

人と会っている途中で議会事務局から電話があった。
「全国町村議会主催の議会広報のコンクールで、かつらぎ町議会が入選しました」
「事務局のおかげですね」
ぼくはそう言った。
毎年、コンクールに出して、講評もいただけるようなところまで来ていたし、昨年は選外だったけれど「奨励賞」という賞もいただけるようになっていた。議会だよりが編集されるようになって90号を数えるところで入選した。全国から300点を超える数多くの応募がある中で、入選するのは至難の業だと思っていた。
議員による編集が始まって22年目。議会事務局が印刷組合との間で入稿の橋渡しをしているし、この作業が決定的な意味ももっているのだけれど、原稿をすべて自分たちの手で作り始めてから、編集内容にも変化が生まれてきた。全国の先進事例に学びながら、町民のみなさんにも登場いただき、町民の声が議会だよりに反映されるようになって、紙面は大きく変化した。議会の内容をしっかり伝えながら、キャッチボールもする。行政のいい面と問題点をきちんと伝える。争点のある議会の意見を両方、きちんと見せるというような努力が行われている。

議員の意見によって、議会だよりを変化させる。合意を大事にして紙面を改善する。改善点は全部文章にまとめ上げ、編集方針として引き継いでいくということを繰り返してきた。ぼくは、10数年、会議の進め方を本を読んで研究し、会議参加者の意見を生かす形で会議を運営する努力を行ってきた。極端な言い方をすれば、リーダーシップなんてくそ食らえだと思ってきた。委員長が組織を引っ張るのではなくて、参加したメンバーの持っている力を引き出しながら一緒に努力する。ここに委員長の果たすべき役割があると思ってきた。そういう中で、メンバーの力が引き出されて、今回の結果につながっていることも嬉しいと思う内容に入っている。

夕方、議会事務局を訪ねて、「よかったですね」という話をしていると、
「明日休みなんで、日曜版配らないといけないんと違いますか」
と言われた。そうだ、忘れていた。
ということで、本日の一番最後の仕事は日曜版の配達になった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明