開票立会人として総合文化会館へ

出来事

夜は開票立会人だったので総合文化会館に行った。前さんの得票は1116票だった。最近の中ではまだ多い方だった。

自宅に戻ってテレビを見ても、日本共産党は伸びていなかった。6議席が4議席に留まるような感じだ。その中で東京の山添拓さんが当選した。比例3、選挙区1という感じだろうか。

公約実現のためにがんばろう。物価高問題や防衛費の2倍化が暮らしに与える問題、日本の賃金が伸びない問題は、今後の大きなテーマ。この問題は自民党が選挙を通じて明らかにしなかった課題でもある。日本共産党が提起したことは、国民の中に浸透しなかったけれど、客観的な問題として問われ続けるのは間違いない。国民の政策判断が、政党の支持にはつながらなかった感じがする。
「安倍さんの意思を受け継いでほしい」ということを語るコメントあったが、残念なことに安倍さん意思を受け継ぐと以下のような政治が展開する。
軍事費の2倍化、集団的自衛権の行使、敵基地攻撃能力の保有とその活用、日米安保条約を塗り替えるほどの内容をもつ日米ガイドラインの世界的規模での展開、原発の再稼働、アベノミクスの展開、その中での量的金融緩和、強権的な政治の実行と表裏一体だった文書と統計の改ざん、憲法9条と緊急事態条項を軸とした憲法改正などなど。しかし、国民はこのような政治を願ってはいないのは間違いないだろう。
言論を銃で壊し、安倍さんの命を奪った事件は、民主的な政治の破壊だったが、安倍さんが推進した政治そのものは、民主主義の数々の破壊だったので、安倍さんの意思を受け継ぐことと民主主義的な政治を守ることは、イコールでは結ばれない。
権力を持った人々への暴力による攻撃や破壊は、国民の自由の制限に結びつくように働く。このことを見ていかないと日本の政治は大変な状況になる。

憲法改正問題は、新たなステージにのぼる。国民投票まで持ち込まれる可能性が強まってきた。集団的自衛権行使によって、日本は海外で戦争する国になる。カギを握っているのは日米安保条約と集団的自衛権。この仕組みの下で憲法9条の縛りを外すことになる。憲法改正の意味をどれだけ分かるように、周りの人々に伝えることができるのか。がんばりたい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明