同級生の親の通夜に

雑感

日本共産党の党旗びらきを視聴してから、家族4人で食事に行った。そのあとコーヒータイムを取って役場に行った。新年の挨拶をしながら昨年末に集金しきれなかった人に対し集金に回った。

同級生の父親が亡くなった。同級生の親の葬儀にもかなり行ったことがある。次第に自分たちの年齢も高くなっているので、別れ方に自分たちの先行きというか、人生の先の先が漂うような感じになってきた。親の世代の背中を見ながら人生を歩くような感じになってきた。通夜や告別式が昔よりも質素になってきた。人数の多い通夜よりも、人数の少ない通夜の方が、悲しみが漂うように感じる。

6時に自宅に戻り喪服に着替えた。
「行くのだったら乗せてほしい」というオファーが2人からあったので2人の家を回ることにした。
家の前に着いたとき、まだ家の中かなと思い、シートベルトを外して外に出ようとすると、窓をノックする音が聞こえた。約束の時間きっかりだった。助手席に乗った同級生の声に案内をしてもらい、次の家の横の駐車場に車を止め電話を入れると、電話に出るよりも先に、もう一人の同級生が喪服姿で出てきた。
「おめでとうございます。今年もよろしく」
3人で言葉を交わしたあと国道を走り、妙寺駅の横の跨線橋から妙寺の高台に登って斎場に向かった。
かつらぎ町の斎場は広域農道の下、里山の中腹にある。斎場まで登る道は相変わらず暗い。

駐車場に行くと車で一杯だった。クルリと駐車場を一周してから警備員の人の指示に従って車を停めた。
車を降りて3人で歩いて行くと、玄関に彼がいた。
お出迎えのような感じになった。
自宅で何度もこけて怪我をして、次第に弱ってきたという話を聞いたあとで、受付でカードに名前と住所などを記帳し、担当者に渡した。受付から式場に座っている参列者の人々が見える。会場に入り3人は一番後ろの席に座った。

焼香のあと、ホールで同級生たちと少し話をした。玄関先に出ると車が少なくなっていた。車に乗り込んでから、「彼はまわりの人に優しい」という話を聞きながら、2人を家に送っていった。
「またね」「ありがとう」
自宅に帰ると7時45分だった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明