イベントはテーマが命

雑感

九度山町の収穫祭では関係者に話を聞くことができた。収穫祭は第6回目になるという。イベントで最も大事なのはテーマだという。九度山では、富有柿の販売をメインに考えているのだという。最初は袋詰めした富有柿がよく売れて、いい富有柿は売れなかったというが、続けているといい富有柿がよく売れるようになってきて、農家の方々が非常に喜んでいるという。
お店にも慣れていなかったので、お客さんが来たら一歩下がるような感じだったが、売り方も積極的になっているようだ。
この祭りのメインイベントは舞台で500人が出演する。出演者には1人500円、会場で使えるチケットを渡している。500人で25万円。祭りの予算は150万円でうち、100万円は和歌山県の補助金だという。50万円は出店代で集まるのでほとんどお金を使っていないようだ。
舞台出演者は、幼稚園児から小学生、中学生、高校生、一般と実に多彩。橋本市やかつらぎ町など近隣市町からたくさんきている。500人も参加すると、出演を見にくる関係者だけでもかなりの人数にのぼる。舞台発表を充実させれば、参加者はものすごく増えるということだ。
フリーマーケットのブースにも力が入っており、一番真ん中の場所を提供してtいる。河内長野からもきているお店があるという。よそから出店してもいい場所が与えられている。ゲストのお店を大事に扱っている。
姉妹都市の上田市からは、幸村の姿や忍者の姿をした人がやってきて、記念写真などを撮っていた。来るのに9時間かかったという。
九度山町と上田市は、真田幸村に縁がある地域として姉妹都市を結んでいる。市民レベルの交流を意識して、双方が相手のまちにバスツアーを組んで交流している。ツアーが来たら首長がおもてなしをすることになっている

何のためにイベントをするのか、どうやってイベントを盛り上げるのか、基本的なテーマをしっかりさせて、その実現のために知恵を出している。祭りには職員の意欲も現れている。

こういうイベントから学ぶべきことは多い。


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雑感

Posted by 東芝 弘明