パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

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連休もあと1日を残す5月5日、わが家は、家から外に出ないでゆっくり過ごした。
ぼくは、早朝配達があったので朝4時45分に起きて、6時からDVDを見ることにした。
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」
この映画は、2時間50分ある。長いが面白かった。ジョニー・デップの演じるジャック・スパロウがどのように立ち振る舞ったのか、複雑な流れがあって分かりにくさもあったが、まわりを煙に巻きながらちゃっかり目的を果たすところが面白かった。
この映画は、イギリス東インド会社が、インド・アジア方面に勢力を伸ばす時代を背景に、海賊と東インド会社の闘いを描いた作品だ。ベケット卿が率いる東インド会社、それと手を組む幽霊船を率いる不死身のデイビー・ジョーンズ(タコ怪人)、ジャックとジャックを裏切ってブラックパール号の船長になった男(俳優名も役名も覚えていない)、エリザベスとウィル、こういう人物がからんで物語が展開していく。
TSUTAYAディスカスに書いている色々な人のレビューを見ても、ストーリーが複雑で訳が分からないが面白かったという評価が多かった。
洋画を見ているといつも思う。日本人には外人の見分けがあんまりつかない。俳優の顔と役が、脳みその中に定着しないままハイスピードで話が展開すると、少なからず混乱が生じる。しかも、ジャックのように敵も味方も何重にもだまして(敵を欺くにはまず味方から×4ぐらいのことをしている)、目的を達成していくので、話がこんがらがってしまうのだ。ぼくの場合は、東インド会社の貴族連中の見分けがつかないので、誰がエリザベスの婚約者だったやつなのか、だれがベケット卿なのか、映画の中でなかなか区別がつかなかった。
007シリーズでも同じことを感じる。
どうも外国人の顔を峻別できないので、あれ、この人、敵だったのかとか、この人どっかで見たけどだれだっけ、ということが映画の中にいくつか出てくる。ま、それでも映画が面白いので、楽しんでみている。見終わってから、もう一度謎解きをするのも面白い。
007シリーズの面白みは、よく分からないストーリー展開を、整理して理解しようとするところにあるのかも知れない。
テレビや映画で見たことのない俳優が、たくさん出てきて、裏切りが錯綜するような複雑なストーリー展開になると、人物の描き分けが頭の中でできないまま、こんがらがってくるので(中には勘違いも発生するので)、ストーリーがよく分からなくなる。洋画の場合こういうことが多いということだろう。
日本人が出る映画の場合、俳優のことを事前に知っているので、映画の中の配役で混乱が起こることは少ない。日本映画でも、始めて見る俳優ばかりで、人物の関係が錯綜するような描き方をされたら同じことがおこるのではないだろうか。
分かりにくい映画について、なぜ分かりにくいのかを論じることは、究極の言い訳のようでなんだか滑稽なのでこの辺でお開きにしたい。
分からなかったことを、なぜ分からないか論じても、何にも果実は実らない?
それとも、分からない原因が少し見えてすっきりしたとか?
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Posted by 東芝 弘明