学校改築の試算、説明される。

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議員全員協議会が開催され、学校改築の試算が明らかにされた。笠田小学校は全面改築ということになった。ただしプールはそのまま活用するということだった。
校舎の配置も現状の位置に再度建設する。運動場と校舎の位置をふりかえると外構工事に費用がかかる。仮校舎も建築して数年に分けて改築をおこなう。
3校の改築費用が総額で30億8000万円。橋本の高野口小学校の改築費が16億円だったことと比べると橋本の2校分でかつらぎ町は3校建築し、しかもおつりが来るという計算だ。
1平方メートルあたりの建築単価は22万円というもので、単価としては非常に安いのではなかろうか。
中学校2校の大規模改修と小学校3校の全面改築。総額が43億8000万円。中学校の大規模改修の金額は2校で13億円。1校あたり6億5000万円。
昨年の試算よりも約12億円程度節約したことになる。統廃合と合併特例債を活用した校舎改築。花園村との合併がなければ、このような絵が描けなかったという点でいえば、財政的には合併の果たした役割はあったということになる。しかし、合併と三位一体の改革によってかつらぎ町は、学校の統廃合を進めざるをえなくなり、花園地域については、花園中学校の統廃合を平成22年にはおこなうという予期しなかったことをしなければならなくなった。
このあと具体化しなければならないのは、幼保一元化。これは保育所の統廃合と幼稚園との合流というもの。市町村合併と国の財政改革が引き起こしてきたのは、規模の縮小だった。
結局、山間部、周辺部に矛盾がすべてしわ寄せされてしまう。
この国の地方切り捨ての政治には、言葉にできないほどの怒りがある。


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Posted by 東芝 弘明